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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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駒場東邦合格に向けて

  • 年度:2025
  • 性別:男子
  • 執筆者:
小学2年生の終わり頃、新3年生として息子は日能研に入塾しました。

最初の頃、特に勉強のサポートもせずにいましたが、テストの結果がかなり悪かったので
一緒にテスト範囲の勉強に取り組むようになりました。
算数は父親、国語、理科は母親がサポートするようになりました。

3~4年生の時、成績は平均点くらいでしたが、5年生では
徐々に成績が上がってくる形となってきました。
教科別は、社会◎、国語・理科〇、算数△という内容でした。

社会は特に親が教えることはありませんでした。
小さな頃から、一緒に全国のお城巡りや山登りに行っていたということもあり、
自然と地理・歴史が大好きな子になっていました。
5年生の時も一緒に富士山に登ったり、6年生もほとんど塾で時間はありませんでしたが
気分転換に日帰りでお城に行ったりもしました。
受験勉強のための趣味ではありませんでしたが、結果として
社会については、本当に受験本番までずっと得意科目として武器となっていました。

一方で算数はというと・・・伸び悩む時期が続きました。

そんな中、我が家に非常に役立ったのが授業動画でした。
私は算数、母親は国語・理科を授業動画で一緒に勉強し、一緒に問題に向き合ったりしていました。

また、My NICHINOKENは非常に良いサイトで、欲しい情報が整理されていて本当に素晴らしいと思います。特に授業動画は良いサポート教材でした。

息子は駒場東邦中学校が第一志望校でした。
文化祭や学校説明会で駒場東邦へ行った時に私も感じましたが、
息子もこの学校へ行きたい学校と感じたようで、5年生の時に第一志望として
決めていました。
最初に駒場東邦の過去問を解いたのは8月でした。
全くと言っていいほど、算数はできませんでした。確かにこれは難しい。。。
それから12月くらいまで過去問の算数や模試の点数は上がってこない状況でした。

しかし、先生方のアドバイスを聞き、自宅学習もしっかり取り組むうちに1月に入ると
徐々に算数も受験者平均くらいまで近づくことができてきました。
国語・社会は合格者平均まで取れるようになってきたので、直前期では
何とかなるかもしれないという希望が少し持てるようになっていました。
教科別には、社会・国語◎、理科〇・算数〇~△くらいまで上がってきた形となりました。

1月の埼玉受験を経て、直前期は1月実施されたばかりの全国の入試問題にチャレンジしました。

1月31日
親二人の方が緊張していました。中々眠れない。すぐに目を覚ましてしまうという中、
息子はぐっすり眠っていました。

2月1日
本番前いつも息子は試験で特に緊張しないのですが、さすがにこの日は本人も緊張していました。試験会場に少し早めに行きました。息子は緊張しながらも最後はやってやるという気持ちで試験会場の教室に向かいました。

試験終了後どんな顔で出てくるか非常に心配しました。
できなかったとショックを受けて出てきたらどうしようか。
色々な言葉を準備して、待っていました。

試験終了後出てきた息子の顔は正直読めない表情でした。
できたともできなかったとも言わず、
最後の理科ができなかったことだけの感想を帰りの道中で話をしてくれました。
しかし、理科が難しかったというのはきっと周りの子も難しかったと思うよ
と励ましながら、できるだけそのことは考えないよう、親子で次の受験に
臨むようにしました。

2月2日
駒場東邦の合格発表は2月2日9時でしたが、2月2日も受験があるので結果を見ずに
息子は第二志望の学校の受験を迎えることとなりました。
先に見ないで欲しいという要望を聞き、私たちも駒場東邦の結果は2月2日の受験後まで
見ないこととしました。
2月2日の午前受験が終わり、本人は駒場東邦の結果が気になって仕方がなかったみたいで
終わるとすぐに周りに迷惑にならない場所まで移動し、スマホで結果を見ました。
これは皆さん経験されると思いますが、とんでもなく緊張の一瞬となります。
私たち親はそのボタンを押すのが嫌でしたが、息子はすぐに押してしまいました。。。

結果は『合格』でした。
ものすごくシンプルな画面で書いてあったので、
本当か!?と疑いたくなりましたが、合格と確認ができました。
息子も今まで見たことないくらいの喜びと我々親も感動して
しばらくその場にいて3人で喜びを分かち合いました。

何度も無理ではなかろうかと我々も諦めかけたこともありましたが
本人からは、諦めの言葉は聞いたことがありませんでした。
3年生の時から4年間本当に色々とありましたが、コツコツとやってきた
息子をほめてあげたいと思っています。また日能研の先生方のサポートのおかげだと思っています。
最後まで日能研を信じて良かったと思っています。本当に皆様ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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