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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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「困った時」「つらい時」は日能研に行く!
日能研が心の支えになった

娘の執念と先生の愛情

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
今日で日能研はおしまい。心からのありがとう。3年間、通った日能研の校舎に、優しい先生たちに、笑顔でお別れできてよかった。

低空飛行のまま迎えた都内受験。まさかのまさか、安全校の安全校も不合格。予想外の展開に親は落ち込む。なのに、娘は日に日にたくましくなり、連日の午前午後受験の後には塾に向かって行った。初めての外部受験模試が怖くて、泣いて会場に向かった子とは思えなかった。

埼玉校に入学しよう。親が心を決めた矢先、「このままでは私は中学受験は終われない」と娘が言い出した。落ちてもいいから最後に熱望校を受験したい、と。冗談でしょと親は笑うも、娘は本気。担当の先生たちは娘の背中を強く押してくれ、お疲れだったのに、夜遅くまで試験準備に付き合ってくださった。

やり切った表情で試験会場から出てきた娘は、帰宅と同時に泥のように眠った。4日間、朝から晩までフル出場、お疲れさま。

翌朝。まだ眠っているあの子に結果を伝えなくては。埼玉校に行けばいいよ。あそこの制服はかわいいし。ひとりごちながら、母ひとり、結果を見ると「合格」の文字がちらり。ほかの文字はどうでもいい状態。あの子に早く知らせなくては!耳をふさぐ娘に「合格、合格だよ、合格」と叫んだ。かわいがっているハムスターも突然、起き出して走り出す。「ハムチュも喜んでるよ 笑」。こんな幸せな瞬間ってあり?!だから子育てはやめられない。

熱望校合格、おめでとう!あなたの情熱と執念に私は完敗です。
そして、先生たちとスタッフの、愛情と熱心なご指導には頭が下がります。言葉では足りませんが、ありがとうございました。
日能研に通って、本当に本当によかったよ!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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