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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
入試の本番11日前の夜寝る間際に突然「やっぱり第一志望A学校に2/1午前受けたい!」と言い出した娘。

突然の娘の発言、しかも入試本番11日前。母親の私はパニックになり、どう日程を変更すべきか、その日の夜から悩み眠れなくなってしまいました。

日能研には4年生からお世話になり、5年生では比較的受験校として視野に入れられる成績がとれていましたが、6年生からは成績が下がってしまい、第一志望校はチャレンジ校として考えておりました。
直前までなかなか成績が届かず、先生からも2/1にA学校を受験するのは少し危険かもしれません。と9月から言われていたので、娘も納得して2/1の初日は第二志望のB学校に出願していました。

1月の埼玉入試で初日に午前午後共に合格がとれていた事もありの娘の発言だったとは思いますが、さすがに東京受験全落ちの危険も感じ、先生にも相談させていただきました。
埼玉受験校も娘の成績よりも上の学校だったので、もしかしたら東京も合格できる可能性があるかもしれませんと先生には言っていただき、危険も重々承知の上、娘の思いを尊重し急遽、2/1午前、午後共に第一志望のA学校に挑むことにしました。

結果は・・・午前、午後共に「不合格・・・」


成績も届いておらず、壁は高く乗り越えることはできませんでした。

その日の夜、娘は大泣きして、
「もうどこも受けない!A学校以外行きたくない!B学校なんて行きたくない。」と荒れに荒れて大変でした。

翌日にもう一度A学校の入試があり、とにかく落ち着かせ、どうにか23時半頃に就寝しました。
翌朝は大泣きしたせいか、意外とすっきりしていた娘。
第一志望A学校に3度目の挑戦に向かいました。

試験が終わり、まわりの他の子が「難しかった・・・」と口にしている言葉が聞こえ、緊張しながら娘が出てくるのを待ちました。
娘が出てきて第一声に「意外と簡単だったかも。昨日よりできた。」とポソッと言いました。
その言葉に安堵し、なんとなく今日合格できるかもと前日の娘を迎えた気持ちとは違う、なんとも言えない前向きな気持ちを感じました。

2/2の午後は安全校のC学校にどうにか説得し受験してもらい、帰ってから午前の第一志望のA学校の結果を家族全員で見ました。


結果は「合格!!!」


画面の文字よりも先に左上に桜の花びらが見えて「桜が!!!」と娘と大泣きして喜びました。
娘が「4月からA学校に通えるなんて信じられない!」と嬉しそうに言う顔を見て、本当にチャレンジさせてあげて良かったと思いました。

娘はA学校には5以上偏差値が届いておらず、最後の日能研全国公開模試では10以上偏差値が下でした。
合格判定テストでもほぼ「再考」の成績でした。

最後本当に娘のやる気を感じたのは直前の12月からでした。
第一志望の学校の過去問をひたすら解き、分からなかったところ(特に算数)は必ず分かるまで、解き直す。教えてもらう。を繰り返した事が結果に繋がったのかなと感じました。

あとは、やはり親が一緒になって勉強を見てあげることも重要に感じました。
夜中に私が1人で授業動画を何度見た事か・・・
今では良い思い出です(笑)

先生方、3年間本当にお世話になりました。
日能研に通うことができて良かったです。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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