我が家では母親の意向から一人息子が中学受験をするとのことで5年生から日能研でお世話になりました。
もともと私は子どもの受験、塾通いについては否定派でした。通い始めて下校後、夜遅くまで日能研での授業、小学校の宿題で寝不足、子どもにとってよいのか?という疑問が常についてまわり、送迎などの家族への負担も多々ある日々が続きました。
そうした日々のなかで子どもはテスト結果が出る度に一喜一憂、夏休みが終わると志望校も絞りこまれるなかで「本当に本人は受験して行きたいのかな?」と疑問も感じていました。やがて冬休みが近くなり日能研全国公開模試の合否判定をみながら冬期講習を迎え、年末年始もひたすら準備を続ける子どもの様子をみて心のなかでは応援していたものの、失敗したら、これからの人生に与える影響についての懸念も心の片隅にありました。
しかし年が明け、試験日が間近となると日能研の先生方からいただいた直筆の応援メッセージをずっと見つめる子ども、試験当日朝からのZoomでの応援メッセンジャー、電報メッセージなどをいただき私自身とても心を打たれ、こうして受験生一人ひとりへの気遣い、応援していただいていることに目頭が熱くなりました。
塾については機械的に合格者を輩出するだけのビジネスとして捉えていた自分が今では恥ずかしく思っております。
おかげ様で、志望校に合格することができ、合格発表を見たときの子どもの喜びよう、家族で分かち合えたことは我が家の宝となることでしょう。受験シーズンが終わり、新6年生の受験対策がはじまることと思いますが、日能研の先生方、スタッフの皆様にはこの場をお借りして心からの感謝を申し上げるとともに、これからも多くの受験生、そのご家族に喜びを与えていただけるよう祈念申し上げます。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。