1カ月の学習は、まずそのテーマに関しての理解を深めてもらうために、互いに異なる4つの切り口による解説を読むことから始まります。4つ目の切り口では、その月のテーマを子どもたちの知識や経験に結びつけて考えやすいようなものを選び、その後の課題に無理なくつなげていくようになっています。
各月のテーマに関する添削課題は、視点のちがうものがいつも2つ出されます。たとえば、6年9月号の「新しいエネルギーを考える」では、各月の日照時間や 1日の時間帯ごとの日照時間を示したグラフから自然エネルギー利用の問題点と対策を考える課題と、バイオエタノールについて書かれた長文を読んでその利用について賛成・反対どちらかの立場から自分の意見を書く課題の2つがあります。受講生はそのうちのどちらかをあらかじめ選び自分でチャレンジしたい課題に取り組めるようになっています。

課題に対する解答はすべて300~600字の論述形式で、小設問などは一切ありません。ただ、テキストにはそれぞれの課題に対する解答へのステップとなる問いかけが用意されています。 また、その課題を「考えるためのヒント」のページも設けられています。ここで課題に解答するための情報を整理するとともに、考える筋道を示して、子どもたちが自力で最終的な答案を書き上げることをサポートしています。
「記述力」を高めるためには、まずは自分で書いてみる経験が大切です。さまざまな資料や情報から、自分で伝えたいことをメモしてみる。それをもとに自分の言葉でまとめて書いてみる。それを自分で見直して推敲する。第三者の視点で、より伝えたい内容が明確になるようにアドバイスをもらう。これを繰り返すことで、だんだんと記述力が高まっていくのです。





中学入試で課される記述問題は、単に「文章をうまく書くチカラ」を試しているわけではありません。情報を読み取り整理し、自分の知識や経験をもとに考え、それを他者に伝わるように表現する。こうしたチカラのすべてを統合した「記述力」が求められているのです。
最近話題の公立中高一貫校の適性検査でも、この「記述力」が問われています。適性検査では、自分の体験をもとに考えを書かせる作文問題や、複数の資料から状況を読み取って、自分の知識と結びつけて書くような記述問題が出題されています。これも限られた時間のなかで、その子どもの考えるチカラをはかるための一つの方法でしょう。こうした、公立中高一貫校で出される課題は、「第5教科」の方向性と同じです。今回リニューアルした「第5教科」は、私立・国立中学校あるいは公立中高一貫校の受験(検)に向けて記述力を高めたいお子さまにも、もっと知的好奇心を満たしながら表現力を鍛えたいお子さまにとっても最適な家庭学習用添削教材です

