学校選択2010年12月号特集【通信教育で小学生の「学び」を育てる日能研の通信添削学習教材】

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学校選択 2010年12月号
最近の中学入試における人気トレンドにひとこと!
あえて「大学付属校ではない選択」
「共学校ではない選択」の意義を考える

最近の中学入試における人気トレンドにひとこと!
あえて「大学付属校ではない選択」
「共学校ではない選択」の意義を考える

大学付属校ではない選択/基本編
わが子の将来の可能性を広げる「大学付属校ではない選択」の意義

明治の創立期から、大正、昭和の時代を経て、現在までわが国の中高6年間一貫教育を担い、その成果をリードしてきた私立中高の多くは「男子校・女子校」という男女別学校で、なおかつ系列の大学だけを進路の選択肢としない、6年間一貫教育の「進学校」でした。ここでは、まず「大学付属校」ではなく、あえて「中高一貫の進学校」を選択することの意義と、そこで育まれるお子さんの将来の可能性を探っていきたいと思います。 (NTS教育研究所/北 一成)

中学入試では「夢を広げる」私立進学校・半進学校の可能性に注目したい

大学付属(附属・系列)校の大きな魅力やメリットは、「併設の大学への推薦進学があることにより、大学受験の心配をせずに、中高6年間を安心して過ごせる(=好きなことに打ち込める)」という点にあります。
その反面、卒業生の大半が、併設大学へ推薦で進学するタイプの、いわゆる「大学付属校(純付属校)」では、中学受験に挑む12歳の段階で、その進路の選択肢が、併設(系列)の大学に限られてしまうという側面があることも事実です。
たとえば、将来的に東大や京大をはじめとした国公立の難関大学に十分合格できるような資質を持った小学生でも、慶應義塾大学や早稲田大学の付属・系属校である●慶應義塾普通部や◎慶應義塾湘南藤沢、◎慶應義塾中等部、◎早稲田実業学校、●早稲田大学高等学院などに入学すれば、ほとんどの卒業生(一部の他大学進学希望者を除いて)は、慶應義塾大学、早稲田大学に推薦で進学することになります。もっとも、それらの付属校への受験・進学を希望する受験生の家庭では、この点に大きな魅力を感じるからこそ、その付属・系属校を選択しているわけです。
しかし、中学入試が、わが子の中高6年間での大きな成長に期待し、その可能性を広げてくれる教育環境を選べる入試であると考えると、それとは別の選択肢も価値あるものになってきます。
現に、●麻布や●開成、●武蔵や●灘、○女子学院や○雙葉、○桜蔭などに象徴される「進学校」は、慶應義塾大学や早稲田大学などはもちろんのこと、さらに国公立大学や海外の大学も含めた、幅広い進路に進めるだけの、十分な学力を育ててくれる6年間の教育環境として、多くの優秀な受験生と家庭に選ばれてきました。それこそが、中学入試が「夢を広げる」入試であるといわれる所以でしょう。
もっとも、現在の中学入試で選べる私立中高一貫校には、慶應義塾大学や早稲田大学など一部の「超人気大学」付属校を除いて、ほとんどの大学付属校が、徐々に「半進学校化=半付属校化」しています。そしていまでは併設の大学と、他の国公私立大学との両方を視野に入れ、それらの受験~合格~進学を可能にできる学力を、中高の6年間で育ててくれるタイプの学校へと変化・進化しているのが実情です。

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大きな可能性を持つわが子の将来の進路の選択肢を広げる進学校・半進学校という選択

ここで強調したいことは、中学受験が「わずか12歳の、将来への大きな可能性を秘めた小学生」が挑む入試だけに、あえて「大学付属校ではない選択」をすることの意義を見つめ直していただきたいということです。
先にあげた全国的に著名な私立進学校だけではなく、中学入試の難易度では中堅から中堅下位にある学校も含めて、ほとんどの中高一貫の私立進学校は、大学への合格・進学実績を年々伸ばしつつあるのが現状です。
同じように、併設・系列の大学や女子大学、短期大学をもつ私学でも、そのほとんどが「半進学校」として、生徒が希望の進路を叶えられるような学習指導の体制を整え、他大学受験の成果(=合格実績)を伸ばしつつあります。
そうした堅実な指導と面倒見の良さ、教師陣の熱意のある私立の進学校・半進学校であれば、6年後の大学受験では、国公立の難関大学や慶應義塾大学、早稲田大学などの超難関私立大学も視野に入れ、少なくとも「MARCH5大学」には十分現役で合格が可能なところまで、お子さんの学力を育ててくれることが期待できます。
上には、都内の男子進学校のひとつである●佼成学園の説明会用の資料から、進路選択についての図解を抜粋して紹介させていただきました。ここに示されている「男子校」や「小規模校」の特色については、これを「女子校」に置き換えても共通するものと考えてよいはずです(有名大学付属校の多くは、高校募集人数が多くなる傾向があることも知っておくとよいでしょう)。
また、次のページには、いくつかの私立中高一貫校からの「東大・早慶上智大への現役合格率(=ここではA率と表現)」と「東京理科大・MARCH5大学への現役合格率(=B率と表現)」を比較し、さらに大学付属・系列校については、その系列大学への推薦進学率を加えた一覧表を、中学入試での難易度(ここでは全国中学入試センター模試における合格可能性80%ライン=R4偏差値)順に並べてご紹介しています。
よくご覧いただくと、中学入試の段階ではまだ有名大学付属校に比べて難易度の低い(合格しやすい)私立進学校・半付属校からも、かなり高い率で、有名大学に合格していることがわかります。
こうした資料を通して、私立の進学校・半進学校の「大学合格力」を正確にとらえ、それらの私学での中高6年間で育むことのできる「将来の可能性」に目を向けていただきたいと思います。

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  ●=男子校、○=女子校、◎=共学校

大学付属校ではない選択/データ編
中学入試の難易度(R4偏差値)順に見る、難関大学への現役合格率(A率&B率)一覧

ここでは、いくつかの私立中高一貫校の「東大・早慶上智大への現役合格率(=A率)」と、「東京理科大・MARCH5大学への現役合格率(=B率)」とを比較した大学合格実績と、さらに大学付属・系列校については、その併設大学への推薦進学率を加えた一覧表を、中学入試での難易度(合格可能性80%ライン=R4偏差値)順に、並べて紹介しています。
有名大学付属校に比べると合格しやすい進学校・半付属校が、実は高い「大学合格力」を、持っていることがおわかりいただけると思います。

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共学校校ではない選択/基本編
男子も女子も大きく成長できる「共学校ではない選択」の意義

10数年前から少しずつ、全国の私立中高一貫校の多くが「共学化」に向かっています。現在の小学生の保護者は、多くが自らも共学の小・中・高等学校で育った世代。「共学校志向」が強まるのも自然な成り行きといえるのかもしれません。
しかし、日本の教育をリードしてきた私学の多くは、男子校であり女子校でした。ここでは、いま少数派になりつつある男女別学校をあえて選択することの意義と、それぞれの個性や校風、そこで育まれる可能性に目を向けてみたいと思います。

少数派になりつつある別学校。しかし男子校・女子校の特色が私学の成果や文化を育ててきた

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この2010(平成22)年4月の時点で、首都圏(ここでは東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城)の私立中高一貫校は284校あり、そのうち17%が男子校、38%が女子校、45%が共学校となっています。このほかにも中学受験生が選択できる中高一貫校には、国立大学の附属校と公立(都立・県立・区立)中高一貫校がありますが、それらは●筑波大学附属駒場を除いては、中学はすべて共学校です。
少子化にともなう児童生徒数の減少にともない、生徒の獲得競争も激しくなるなかで、この10数年の間に、多くの私学が、経営の安定と新たなスタートを期して「共学化」に踏み切ってきました。
今春2010年にも、首都圏では数校の私学が共学化していますし、来春2011年以降にも、共学化の予定がいくつかの私学校で伝えられています。
現在の小学生の保護者は、多くが自らも共学の小・中・高等学校で育ち、「共学校のほうが自然な教育環境なのでは」と考えがちな世代です。子どもたちにも「共学校志向」が強まるのも自然なことかもしれません。
しかし、多くの私学が創立された明治期から大正、そして激動の昭和の時代を経て、現在までわが国の中高一貫教育の中軸を担い、その成果をリードしてきた私立中高一貫校の多くは「男子校・女子校」という男女別学校でした。海外でも、欧米で長い伝統を誇るエリート育成校、名門校は、そのほとんどが男子校、女子校という男女別学校だといわれています。
ここではそうした「男子校・女子校」という別学校を選ぶことの意義と、そこで育まれる可能性に、改めて目を向けてみましょう。
こうした男女別学校ならではの教育の特色や、優位性を持つ側面については、次のページに掲載した日本で初めての「男女別学シンポジウム」のリポートに具体的に紹介されています。
この講演は、日本男女別学教育研究会の代表であり、今年7月に発行された「なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか」(学研新書)の著者・中井俊己さんの基調講演を中心に行われたものです。この講演のなかでも強調されていたことから、まずいくつかのポイントを紹介しておきましょう。

伸び伸びと過ごせる環境で、学力を伸ばし人間関係を深め、男女それぞれが大きく成長!

ひとつには学力育成の面で、男子校・女子校という男女別学校では、さまざまな面で、共学校を上回る成果が見られるという点が上げられます。ここでは、その一例として、私立の男子校、女子校、共学校からの、2009年の東京大学への現役合格率ベスト10を左に紹介してみました。
全国でもトップレベルの実績をあげる、これらの私立中高一貫校のなかでも、とくに高い現役合格率を残しているのが、男子校、女子校に多いことがわかります。共学校では、ほとんどの学校が、この10~20数年の間に中学を新設した私学で、いずれも伸び盛りの学校ではありますが、その実績はまだトップレベルの男子校、女子校を追いかける段階にあります。
もうひとつは男女別学校には、男子も女子も、互いに異性の目を気にすることなく、伸び伸びと学校生活を送ることができ、そのなかで個々の好きなことに思い切り打ち込める雰囲気があることがあげられます。
下には、東京で行われている「私立男子校フェア」で公表されている「私立男子中学校の在校生&保護者の意識調査」の結果を、イラストで例示してみました。ここに表れている結果は、おそらく男子校を女子校に入れ替えてみても、ほぼ共通のものでしょう。
ほかにも、男子校・女子校という男女別学校の特色や魅力はいくつもあるはずです。それは何も、一方の共学校と比べての優劣を競うものではありません。
そうした男子校・女子校ならではの魅力や優位性があり、それにあったタイプの生徒(子ども)がいるということを改めて意識し、その特色を見つめ直すとともに、そうした「共学校ではない選択」をすることの意義を、親子で考えていただければと思います。

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共学校ではない選択/リポート編
男女別学の魅力とは?
第1回男女別学教育シンポジウム男子と女子はこんなにも違う!

2010年8月に、日本では初めての、第1回「男女別学教育シンポジウム」が開催されました。そこには学校関係者・塾関係者・マスコミ・研究者・一般の保護者の方々など、約200名が参加。中井俊已氏の基調講演と、私学の先生方によるパネルディスカッションを通して、あらためて「男女別学教育」の魅力に焦点があてられました。
私学だからこそある多様な学校形態をふまえ、男女のさまざまな発達や成長の違いから、あらためて男女別学校の魅力が語られました。

脳科学の研究からもわかった。男女の脳には、うまれつき違いがある

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中井俊已氏による基調講演の様子

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2010年7月発行の中井俊已氏の著書

「子どもたちに明るい未来を創造する力を身につけさせ、世に送り出したいというのがどの学校の願いでもあり、その先鋒が私学教育であると思っています。そんな中で、別学の良さを新たな視点で発信していきたいという思いで、開催いたしました」という鴎友学園女子中学・高等学校前校長の清水哲雄先生による開会のあいさつで幕を開けた、この男女別学教育シンポジウム。続いて、『なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか』を執筆した中井俊已氏は、基調講演を通して、さまざまな男子と女子の差異を明確化します。
「脳科学の研究によって、男女の脳とその働きに生まれつき違いがあることがわかってきました。たとえば、男子は空間認知力に長けているといわれます。それは、網膜から入った視覚情報の大半を、男子は頭頂葉で処理をし、女子は側頭葉で処理するからです。
頭頂葉にはものの動きや位置に関する情報処理を行う中枢があり、側頭葉にはものの形や色に反応する神経細胞が集まっています。だから、男子は動くものが好きで、立体図形を見たとき、いろいろな角度からの想像がしやすいのです」
この他にも、下の表1のような違いが男女にはあります。中井氏は教師をしていた経験からも「このような違いがあるということは、当然教材や指導方法にも違いが出てくるはずです」と主張します。
男女の能力の違いはOECD(経済協力開発機構)によるPISAとよばれる生徒の学習到達度調査にも表れています。
表2のように、2006年の結果を見ると、読解力ではすべての国で、女子が男子を上回っています。数学的リテラシーでは、35カ国で男子のほうが女子より高く、女子が男子より高かったのは、カタールだけです。
このような世界規模の調査データからも、男子・女子の間には違いがあることがわかります。
中井氏は最後に「子どもたちの可能性をさらに引き出すためにも、別学教育という私学のあり方をいま一度、学校の先生方や研究者、そして保護者の方々が発信し、さらに発展していただきたいと思っています」と強調しました。


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私学の先生方が実体験に基づいて語る 男子校・女子校の魅力はここにある!!

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予定の160名をはるかに超える多数の
参加者があった

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シンポジウムに参加された私立中高の先生方

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終始、活気のあったパネルディスカッション

続いて、東京女子学園中学・高等学校校長の實吉幹夫先生の進行のもと、5校の先生方の経験に基づいて男子校、女子校の魅力について語られたパネルディスカッションの一部をご紹介します。
まずは桐光学園中学・高等学校校長の伊奈博先生によるお話しです。
「本校は、男子校でも、女子校でもなく、男女別学校です。授業や教室は別ですが、行事や部活動は男女一緒に活動します。
なぜ別々なのですか、という質問が説明会などでよく寄せられます。本校では、一学年を10人の教員が担当し、男子も女子も指導します。現場の教員は、男女には明らかな違いがあり、同じやり方をとっても、あまりうまくいかないということを身をもって経験しています。
その違いは入学当初からあります。男女ともに同じ入試問題を使用しますが、実は入学に要するボーダーラインの点数を男子のほうが女子より高めに設定しています。しかし、国語の得点はそれでも女子のほうが10点ほど高いのです。
スタート時点から違うのであれば、入学後の指導方法も当然変えなければなりません。男女別々に指導することの意義は、こういうところにあるのだと思っています」
田園調布学園中等・高等部(女子校)校長の西村弘子先生はキャリアデザインという観点から次のように話します。
「『男女差別撤廃条約』によって、1993(平成5)年に中学の家庭科は男女必修となり、その際私は男子校での導入に携わっていたことがありました。男子校では生活の自立のためという前提がありましたが、女子校では違います。本校の家庭科では、人間が豊かな生活を送るために必要な衣食住を中心に、家族・地域のあり方や社会とのつながりを考えていきます。
このように教育観、結婚観、家庭観といった考え方は、男女によって異なります。キャリアデザインひとつをとっても女性は多くのものから判断し、選択しなくてはなりません。このようなことを生徒とともに日々語り合っていますが、はたして男の子を目の前にしたら、どうなるでしょうか。
男女間で意見や考えを共有することも大事ですが、その前に根本的な考え方を同性同士で掘り下げ、自分の考えの根っことなる部分をつくることが大事ではないでしょうか。特に思春期という年代にはとても大切だと思います」
鴎友学園女子中学・高等学校(女子校)校長の西川邦子先生は「私は転校が多く、高校だけでも3校通いました。最後に女子校に通い、感じたのは、女子校では自分の考えを自然に表現できるということです。それまではなかなか自分が出せなかったように思います」と話します。
「レナード・サックス氏による著書(『男の子の脳、女の子の脳』)を読み、いくつか印象に残っていることがあります。たとえば、学力に対して男の子は『根拠のない自信』を抱き、女の子は『不必要に批判的』になる傾向があるそうです。
同じ音符を大声で歌いながら同時に小声で歌うことはできないという言葉のように、男子と女子がいっしょにいる教室で教えるのは、二つのクラスを同時に教えるようなものなのではないかと思います」(西川先生)
京華中学・高等学校(男子校)前校長の松下秀房先生は、「私学教育に携わる人間として、やりたいことだけではなく、やるべきことをやる人間を育てていきたいと考えています。
さらにこれからはリーダーシップだけではなく、フォロワーシップも兼ね備えた人材育成が必要だと思います。
前面に出て引っ張るだけでは未完成で、リーダーとしての経験をつみ、さらにリーダーを経験した後に、次の学年や世代をサポートできるフォロワーシップを育成することが大切です。
イメージとして、安定して成長していく直線的なイメージの女子と、不連続的で放物線的に成長していく男子では、人間関係の育まれ方も違います。やはり、男の子、女の子に合う指導方法があると思います」
海城中学・高等学校(男子校)校長の水谷弘先生は「私学の建学の精神は財産です」というひと言でお話しを始めました。
「本校の中学1・2年の担任から、話を聞いたり、ノートを書き取る力、そして表現したり説得する力がとても弱いと聞きます。男の子の言語能力を中学3年間で育てていかないと、いまの世の中についていけなくなります。
中学1年は思春期の入り口に立ったばかりだから、まだ恥じらいが少なく、意欲的です。この時期になにを育てていくのかが、勝負ではないでしょうか。男子校であれば、男の子に沿う形で指導できます。高校募集をやめた理由の一つも中学の時期をより大事に育てていきたいという考えからです」
日本の男女別学校はこの10年で確実に減っています。男子中学は25校、女子中学は34校減少しています。私学に多様な形態があるからこそ、受験生と保護者は自分にあった学校選択ができます。未来の子どもたち一人ひとりに、さまざまな学校の中から選択できる自由を残すためにも、もう一度それぞれの私学が、各校の魅力を見つめ、発信することが、このシンポジウムで問われました。

  ※P8~9のリポート記事は、「Netty Land かわら版」2010年9月号に掲載されたものを、一部改変したものです。

(学校選択 2010年12月号 P.2~9より)

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