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低学年のお子さまの『冒険・発見ブック』への取り組みは、毎月の教材と一緒に届く『冒険・発見サポートシート』を参考にしながら、保護者の方に関わっていただくと、学習効果が非常に高まります。
なお、低学年では『冒険・発見ブック』と並行して、『パワーアップブック(言葉と読み書き・数と形)』で学ぶことで、ゆとり教育以前の国語・算数のスキルを漏らさず身につけ、高めることができます。
国語で、文章の内容がよく理解できない場合は、語彙や文法力不足、社会経験不足、といった理由が考えられます。
「読解力」は一朝一夕に身につくものではなく、お子さま自身の学習の積み重ねや成長に合わせて少しずつ養われます。
いろいろな文章を読んだり、社会経験を積んだりしていくうちに「やったことのある問題」「似たような考え方をしたこと」が増えていくのです。
保護者の方がお子さまの書いた答えをご覧になって、「これは文章のどこから考えたの」と尋ねたり、「文章から手がかりを見つけることができたね」と褒めたりするだけでも、文章を読み取る力はついていきます。
特に低学年での学習は、将来、やや手ごたえのある内容も理解することができるようになるための準備段階です。
あせらずに、楽しくできる範囲内で学習を続けていくことが大切です。
答えや解き方を見て教えているとのことですが、実は、その教え方が最もいい教え方です。解説に書いてある文章や式について解説しますと、「問題の解説」をするのではなく、「解説の解説」をすることになります。
なぜそれがいいのかと言いますと、『知の翼』の最終的な目標である、お子さまが一人で学べるようになることに近づくからです。
保護者の方は「先生」ではないのですから、ご家庭で指導する場合は、「学び方」の指導を中心に考えるとよいでしょう。
堂々と解説を見ながら、解説の読み方を説明してあげてください。
国名や特色などは、テレビのニュースや『知の翼』のテキストに出てくる国を、地図帳や地球儀を使って、その位置を確認することから始めるとよいでしょう。
これは世界の国だけでなく、日本国内の都道府県や都市などについても同じです。
それを繰り返すうちに、お子さまの頭の中で世界の陸地の形や日本列島の形がおぼろげながらも思い描けるようになり、新しい国名や地名に出会った時にも、今自分がいるところとのおよその位置関係を予想することができるようになります。
そうした経験の上に、一つひとつの国名や特色もしだいに記憶に残っていきます。
『知の翼』では、ハイレベルな内容も取り上げていますので、一度学習しただけで内容をすべて覚えてしまおうとするのは、お子さまにとって負担が大きいと思われます。
今の段階では、学習内容が知識として定着したかどうかよりも、理科に対する興味や関心を深めることに重点を置いた学習を心がけるとよいでしょう。
『知の翼』の理科の教材では、身の回りで生じるさまざまな科学的現象を扱う内容を導入したり、身近なものを利用して手軽にできる実験や観察などを多く紹介したりしています。実際にそれらに取り組んでみるとさまざまな発見があり、自分からさらに進んでいろいろと調べようとする姿勢も養われてきます。
夏休みや春休みなど、長期のお休みの時には、科学博物館・水族館・昆虫館・プラネタリウムなどの公共の施設を利用するのも効果的です。
『チャレンジテスト』は、一般の「試験」として使うこともできますが、このテストの目的はその月に学習したことを思い出し、確かめることにあります。
ですから、テストに取り組む中で、どうしてもわからないところは、『テキスト』を参考にしながら取り組んでかまいません。
また、お子さまが何かわからないことに突き当たった場合、いつも保護者様がすべてを教えたり、説明したりするというのではなく、一緒に考えたり調べたりという姿勢でお子さまに接するようになさると、お子さまの自立した学習へと結びつきます。
身近なことがらを題材に、学ぶ力をのばすテキスト『冒険・発見ブック』には、「あなたならどう考える?」といった問いかけがよく出てきます。これに答えあぐねているお子さまをサポートするには、今取り組んでいる課題と似たものを例にあげて、それを足がかりに考えさせるというやり方があります。
例えば、「山の中ではどんな匂いがする?」という問いかけに、「どう答えたらいいのかわからない」という場合、「海ではどんな匂いがした?」と問いかけ、「塩辛そうな匂い」とか「魚のような匂い」といった答え方の例を出して、そこから「山の中の匂い」に対する答えを考えさせます。
また、考えたことをうまく表現できないという場合もあります。
そのときは、「いくつかの表現の中からより近いものを選択させる」という方法をとることもできます。
例えば、それがどのような味なのかをうまく表現できないという場合、それに近いと思われる表現を保護者の方がいくつか出し、どれが一番お子さまの感覚に近いかをたずねて選ばせると答えやすくなります。
