9歳前後 ― 子どもたちは、カラダとアタマとココロが激しく変化する大転換期を迎えます。 9歳の頃まで、子どもたちはいわば人の成長という社会的な保育器の中にまだ入っているような状態。そこは自分が中心の世界であり、「すべてが自分」「私の外も私」 ― そんな守られた世界です。豊かな体験やファンタジーによって、世界は自分の中に向かって大きく広がります。外側へ向かっての広がりではなく、「すべてが自分」ですから、内側の無限に広がっていきます。そして9歳前後に迎える大転換期、社会的な保育器から足を踏み出し、「社会性」を育てる「自分以外=他者」の存在を意識できるようになると、その世界は外側へ広がっていくのです。
そんな大転換期の前の時期 ― 年長から小学校低学年にかけて ― 子どもたちに、私たち日能研が「学び」という接点において、できること。それが、子どもたちの「内側の無限」をつくり、大きく広げられる学び ― 知的好奇心を刺激するような体験的な学び、豊かなファンタジーの世界で想像力を育むような学び、明日へのチカラを育てる学び、世界を見つめた学び、世界へつながる学び ― ワールドワイド・スタディです。
高学年、さらにはその先の高等教育で求められるチカラは、「目に見えない抽象的な世界の中で、ものごとを考え、理解し、表現するチカラ」であり、そのチカラの基礎をつくりやすいのは、大転換期前の時期なのです。この時期に、豊かなファンタジーの世界で想像力を使って自由に遊び、「内側の無限」を広げることが、知的好奇心を刺激するさまざまな体験と出会い、高学年・高等教育での学びにおいて、抽象的な概念を動かし続けるパワーの源泉となるのです。
