入試当日の礼拝で

  • Vol. 1604 : 2018/02/01

1月10日からの埼玉入試、そして1月20日からの千葉入試。
そして今日2月1日からは東京・神奈川入試が始まり、今年の首都圏入試もいよいよピークを迎えます。
入試本番の朝を迎えられている子ども達、保護者の方々を、たくさん電車で見かけるようになりました。

私自身、数年前に娘の受験を経験しました。
いつもは学校の入り口で受験生を迎えている立場なので、応援してもらう立場はとても新鮮でした(笑)


というのはさておき、娘の受験を通して、私が最も印象に残っているのは、試験当日の朝の礼拝でした。
キリスト教系の女子校では、保護者はホールで、生徒は教室で、礼拝を行ってから試験開始という学校がいくつもあります。
入学後の学校生活が感じられる時間です。

ある学校で、校長先生がお話してくださったのは、次のようなものでした。聖書の中の一節、

『 ある人が種をまきました。ある種は落ちて鳥に食べられ、ある種は乾いた土地に落ちて枯れてしまい、ある種はイバラの中に落ちて影の中で枯れてしまい、ある種は良い土地に落ちて実を結び、百倍にもなった。 』

をあげて、
「 それぞれのお子さんに、それぞれふさわしい良い土地が必ずあります。すべてのお子さんが芽を出し、実を結ぶことをお祈りしています。 」

入試当日という、高揚感の中で伺った話なので、先生がおっしゃりたかったこととずれているかもしれません。
それでも私は、お話をうかがって、「 娘が、娘にふさわしい、良い土地で芽を出し、実を結ぶことを信じよう 」
と思えました。

すべての受験生が、志望する学校で、芽を出し実を結ばれることを、心から祈っています。

rena

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