なりたい自分になる ~清く正しく美しく~

  • Vol. 1514 : 2017/08/13

小野学園女子中学校共学校

先日、品川区西大井にある小野学園女子中学校の先生が日能研の教室を訪ねてくださいました。
来年度の入試での変更点や、大学入試が変わることへ向けての同校内での取り組みなど「新しい」情報をいろいろと伺うことが出来ました。

その時に、時代の変化やニーズに対応して変えていく部分もあるが、一方で、同校が守ってきた「変えない」部分というところに、とても興味をひかれました。

校訓「清く正しく美しく」はどんな人生を選択するにしても、賢く幸せな人生を歩むための根源的な力であること。
教育方針は「次代を担う実力と志をもった自立した女性を育てる」ということで「なるべき自分、なりたい自分になる」ための努力を継続できる逞しい女性を育んでいことなのだそうです。

進学実績のみを誇る学校でもなければ、スポーツ強豪校でもありませんが、有名大学に進学する生徒や、スポーツや文化活動で大きな成果を上げている生徒もいます。
それは、小野学園が生徒の個性や想いを受け止め、それを伸ばしていこうということを大切にしているからでしょう。

そういった80年有余の「女性教育」の伝統を核にしつつも、生徒たちの将来を見すえ英語教育には特に力を入れているそうです。
中1の段階から英語は週7時間を組み、そのうちの4時間はネイティブ教員による授業。(ネイティブ教員が5人いるそうです。)その成果として、中3時のシンガポールへの修学旅行では生徒たちはほとんど臆することもなく現地の人に話しかけているのだそうです。

また、2008年にリニューアルした小野学園の制服は女子の間でとても人気が高く、AKB48が全国47都道府県の制服を着用して出演するミュージックビデオで、東京都からは小野学園が選ばれました。AKB48の渡辺麻友は同校の制服を「まるで夢のような制服」と評したそうです。

小野学園では、夏から秋にかけてオープンスクールなど、いろいろな企画があります。受験を意識している人も、まず制服が気になるという人も…ぜひ足を運んでみてください。

しんしん

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