伝統を大切に、未来を見据え、志を育てる女子校

  • Vol. 1513 : 2017/08/11

国府台女子学院中学部女子校

先日、千葉県市川市にある国府台女子学院中へ行ってきました。
大正15年に設立され、今年で創立92年。
受け継がれてきた仏教精神を基に、自らの力で何事も乗り越える力や、物事に積極的に取り組む女子教育を展開しています。

「志を育てる教育」として生徒が自ら学び進められるしかけが、各教科だけでなく進路指導・課外活動などにちりばめられています。
学院長先生が説明会で「我々が本気になれば、生徒も本気になります」とおっしゃっていました。生徒が自らやりたいことを探せるように、先生方も日々学習されていらっしゃるようです。

礼節・日本文化といった「情操教育」も、昔から受け継がれているものとしてしっかり残っています。
就職活動中の卒業生が、「お辞儀の仕方がすてきだね、と人事部の方にほめていただきました!国府台で礼節を習ったおかげです」とあいさつに来てくれるそうです。

また、授業以外の試みとしては「国際教育プログラム」として、

①イギリス語学研修
②語学研修向け短期講座
③幕張アジアアカデミー・アジア総合学科に参加
④年に2回、TOEICを受験
⑤学年を超えた英語での交流

を高校の英語科で導入しています。
英語科は開設30年を超える、千葉県内で最も長い伝統を誇っており、独自のノウハウを駆使したカリキュラムは時代とともに進化し続けています。

校内見学をしている時も、子どもたちが先生や私たちに元気よく挨拶をしてくれました。学校について語っていただいた副教頭先生もにこやかに「国府台っ子たちはみんな人懐っこいんです」とおっしゃっていました。

「伝統」と「未来」、どちらもあるのが、国府台女子学院中なのだと感じました。

Y.S

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