横浜富士見丘中等教育学校、創立100周年に向けて

  • Vol. 1464 : 2017/05/11

横浜富士見丘学園中等教育学校共学校

 新年度となり本格的に各学校での説明会やイベントが行われるシーズンとなりました。子どもたちの状況をもとにスピード感を持って新しい取り組みを実行できることも、私学ならではの特徴だと思います。
先日、相鉄沿線の二俣川にある横浜富士見丘中等教育学校の先生とお話ししました。
子どもたちが活躍していく未来に向けて、これからの社会に対応した女子教育ということで新たにスタートしていることがいくつかありました。その中でも子どもたちが日常英語にどのように触れていくのかという点についてお伝えします。

●ネイティブ副担任(中学1年、中学2年についても一部実施)
 朝や帰りのホームルーム、ランチタイム、学校行事など、学校生活の多くの時間をネイティブの先生と一緒に過ごすそうです。日常的に英語を「聞く」「話す」環境を作ることで、英語に対する抵抗感がなくなり、自然に‘使える’‘活きた’英語力が身につくようになるのではないでしょうか。

●英語イマージョン授業(中学1年)
 英会話をより身近に、また、実生活で使えるように、家庭科の授業の一部をイマージョン(英語で行う授業)で行います。レシピづくりや調理などを楽しみながら、自然に英語になじんでいるようです

●グローバル アイ(中学3年)
様々な国の留学生と一緒に、グループワークやフィールドワーク、プレゼンテーションなど行います。コミュニケーションの手段はすべて英語。英語を話すことが目的ではなく、英語を使ったアウトプット力を身につける内容になっているようでした。様々な国からの留学生との交流によって、多様な文化を理解すると同時に、日本文化を再認識することはプログラムとしてとても有意義だと感じました。

他にも中学1~3年生で週1回放課後、ネイティブの先生によるエクステンション英会話の時間を設け、英語を「聞く」「話す」機会を増やしていたり、中3では次の年のオーストラリア研修を見据えて、オーストラリアの文化やマナーも学ぶようです。


高校2・3年では理系志望の生徒へ数学のフェローとして東京理科大の女子大学生が質問なども対応の場をつくったり、駿台予備校から現役の英語講師が週に2回ほど講座を行っているので、部活動とあわせて取り組むことができそうですね。


5月から学校説明会も始まり、5月18日はナイト説明会、6月10日の土曜日はオープンスクールが実施予定ですので、お子様も一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

utu

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