学校生活を充実させるもの。
それは、「普段の授業」と「部活」ではないかと思います。
特に、同じ部活に所属していた友人とは卒業後も仲が良く、
中には一生涯付き合っていくということもあるのではないでしょうか。
部活動は、どの学校にも複数存在しますが、そのバリエーションは学校によって少しずつ異なります。
神奈川県にある日本大学中学校には、
「マジック・ジャグリング部」という一風変わった部活があります。
手品やジャグリングといったパフォーマンスを日々練習し、
文化祭や地域のイベントなどで披露したりするそうです。
「この前、部内大会があったんだよ。」
そう話すのは、当時日本大学中学校の「マジック・ジャグリング部」に在籍していた友人です。
学生時代の部活動、特に一風変わった部活動の話はなかなか聞くことができないので、
これはチャンスとばかりに、部活動についていろいろ話を聞いてみました。
この部では、OB・OGと在校生が関わる場面が多くあるようでした。
例えば、前述の部内大会ではOB・OGが審査員を務めたり、
また普段の部活動での練習のコーチをしたり。
またOB・OGの中にはパフォーマンスを仕事として続けている人も少なくないようで、
OB・OGがプロのパフォーマーとして在校生に演技を披露したりすることもあるそうです。
「部活のメンバーが好きということもあるけど、顧問の先生がずっと変わらない。」
OB・OGが気軽に母校に帰り、在校生と関わることができるのも、
こういったことが理由としてあるからなのでしょう。
「今度、部活の15周年だから、先輩達と顧問の先生にサプライズでパーティをするんだよ。」
と、嬉しそうに語っていました。
日大の校訓に「情熱と真心」があります。
ひとつのことを続けていくこと、そこにはまぎれもなく「情熱」が感じられます。
情熱を燃やす先、それは様々でしょう。
そしてつながりを持てた人に「真心」を持って接していくことができる。
入学した子はそんな成長をしていくのかと感じることができました。
ken