2月1日、武蔵中学校の入試応援に行ってきました。
日能研に通う受験生は校門で握手をするだけでなく、
学校によっては近くの公園で様々なスタッフ・先生と話をして
気持ちをつくってから学校に向かうことも。
今回は武蔵中の受験生たちが校門をくぐる直前の「今」
どんな状態で、何を思って入試に向かっているのかをご紹介します。
日能研のスタッフたちは「国語」「算数」などの科目や
「緊張と向き合う」「方略を立てる」など様々なプラカードを持って受験生を出迎えます。
受験生は、自分自身がこれから入試に向かうにあたって、
気持ちをつくるために話をしたいスタッフのところにそれぞれ向かいます。
「緊張してるからからどうにか落ちつきたい!」という子や
「算数不安だから、最後に話を聞いてもらいたい」などいろんな状態の子がいます。
武蔵らしいなと思ったのは、多くの子が「国語」に不安を持っているということです。
緊張しているという子に「何に一番緊張しているの?」と聞いたら
「国語の記述書けるか不安」とか
「国語の記述の文末表現が苦手だからちゃんと書けるか心配で緊張している」
などの言葉が返ってきました。
武蔵の国語の入試問題は「とにかく記述が多い」のが特徴です。
今までたくさん過去問や入試の対策をしてきても、
最後まで記述に不安が残っているというのがまさに「武蔵の受験生らしさ」だと感じました。
そして自分は今何が不安なのか、何に緊張しているのかがすぐ言葉にできるのも
武蔵の受験生の強さだなと感じました。
この場に来るまでは緊張で顔がこわばっていた子たちも
自分の思いを言葉にしたり、スタッフから声をかけられることで、
笑顔で前を向いて試験会場に向かっているように見えました。
その後、試験が開始。
彼らがどんな風に問題に取り組んでくるのか、楽しみにしながら、学校を後にしました。
がんばれ 中学受験生!
T.K