共立女子中学校の授業 ~音楽・礼法~

  • Vol. 1579 : 2017/12/19

共立女子中学校女子校

共立女子中学校は千代田区神保町にある、創立130周年を迎えた伝統女子校 です。
中学生・高校生あわせて約1000人規模の生徒が通学している、明るく、パワフルな学校 です。

最近は、以前より大切に使ってきた、共立女子中学校の象徴でもある「共立講堂」をリニューアル!
高校では、卒業生である桂由美さんデザインの新制服を取り入れる動きがありました。



共立女子中学校は創立以来 「誠実・勤勉・友愛」 の校訓のもと、中高6年間の教育を通じて、生徒の主体的な学習姿勢を育んでいます。
そんな共立女子中学校のひとつの特徴は、主要科目以外の科目「音楽」「礼法」「美術」「保健体育」「技術・家庭」にも力を入れていることです。
(もちろん主要科目も充実したカリキュラムが組まれています!)


「音楽」では、音楽を楽しみながら、理論を理解し、感性を磨くことを大切にしています。
歌唱・器楽・鑑賞・理論の4分野を学びます。
中学校卒業時の合唱コンクール。
ここでは中学の音楽の授業を通して学んだきたことを全て活かし、クラスごとに優勝を目指して、課題曲・自由曲を歌います。
合唱コンクールは、共立の代表的な行事の一つです。


また開校以来、力を入れているのが「礼法」の授業です。
共立では、中1~高2までの5年間、礼法の授業が継続して行われます。
礼法の授業の主眼は「美しい振る舞いのできる女性」になること。
歩き方、座り方、そしてなんと「みかんのいただきかた」まで!
基本的な動作や日常生活に役立つ礼儀やマナーを学ぶことができます。

最初は、ぎこちなかった動きが、学年があがるにつれて様になり、いつの間にか自然に体が動くようになってくるのがわかると、たくさんの卒業生が口をそろえて話してくれます。
就職活動や社会に出ていく時、周りの友達が礼儀作法で悩んでいる中、この授業のありがたみを実感し、何も考えず自然に体が動いたときに、「あっ、あの5年間の授業はこの瞬間のためだったのか」としみじみと感じること多いそうです。

今回は、「音楽」と「礼法」の授業のほんの一部をご紹介しました。
ぜひ、実際に学校に足を運び、先生たちにインタビューをして、ご自身の肌で、充実した共立女子中学校の教育内容に触れてみてください。

むらまつこ

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