国府台女子学院の図書館の魅力②

  • Vol. 1389 : 2017/01/10

国府台女子学院中学部女子校

では実際に読書指導ではどのようなことをしているのでしょうか。

生まれた時からPCのある環境が当たり前という時代。
「今の子はPCを使って調べ物をするためのキーワード検索はできる。
 でも、必要な情報を本から探すためには?となった時、どのような本を探せばいいのか、
 そのためにはどのような検索をすればいいのか。それができない子が意外と多いんです。」
と多田先生。
大学に入って、そして社会人になって、必要な情報をどのように探すのか、
また得た情報の信憑性はあるのか?

読書指導ではまず図書館での本の検索方法から学びます。
設置されているPCの資料検索は、大学や公共図書館と同じシステムになっていて、
一度使えるようになれば今後にも活かせるようになっていました。
大学に入る前に足りない情報を自分で見つける力をつけておく必要があり、
調べ学習を通じて“情報整理の仕方”から学ぼうというのです。
またその他には自分のお気に入りの本のPOP作りにも取り組まれていました。
ただ作るのではなく、「どのように作れば相手に伝わるか」と考えることは、
他の事柄においても役立つ大きなチカラとなりますね。
多田先生は高校生から進路の相談も受けたりと、生徒にとってとても身近な存在のようです。

井上先生にずばり「国女生とは?」と尋ねると、
「にこにこ、きっちり、真面目!」そういう生徒が多いとのことでした。
そして学校全体の雰囲気と言えば、とにかく『あたたかさ』を感じるところであること。
今も昔も、生徒や学校全体の雰囲気は変わらずのようです。

卒業生も遊びにきて近況報告や進路相談等の話をすることがあるそうですが、
何年経っても、お世話になった先生方に会えるのは私学の魅力の一つですね。
ぜひ一度国府台女子学院に足を運んでみていただければと思います。

ぱー子

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