2017年入試の幕開け

  • Vol. 1351 : 2016/12/01

昭和学院秀英中学校共学校

11月のある日、この春に昭和学院秀英中学校へ進学した卒業生たちが
「日能研の後輩たちを激励したい!」と教室にやって来ました。

千葉県千葉市にある昭和学院秀英中学校は、
千葉県内の私学の一般入試の始まる1月下旬に先駆け、12月1日に推薦入試を行います。
この日に来室した卒業生たちも全員、昨年の12月1日に入試を経験しました。

昭和学院秀英中学校の教育を一言で表すと「着々と、夢に向けて」。
これは2016年度パンフレットの表紙にある言葉です。
その言葉が表わす通り、昭和学院秀英中学校の最大の特徴は「手厚い学習指導」。
「全クラスが特進クラス」という方針のもと、学習の到達度でクラス分けを行いません。
その分、成績が落ち込んでしまった時には細かく補習が用意されます。
入試問題を作成している先生のお話によると、昭和学院秀英中学校の入試問題では
「これまでに、基本的な学習にコツコツ取り組んできたかどうかを見ている」とのこと。
入試の段階から既に「着々と、夢に向けて」が始まっているのです。
日能研の教室でも昭和学院秀英中学校を志望している子ども達には
「日々の計算・漢字の練習から、コツコツ学習に取り組む姿勢を大切にすること」
と伝えています。

例年、入試倍率が10倍を優に超える昭和学院秀英中学校の推薦入試。
卒業生たちは入試本番を控えた6年生たちに向け、卒業生たちは
「自分が入試に向けて工夫したこと」だけでなく
「不合格だった後に、どのようにふり返りをして1月の一般入試に向け成長したか」
と、
自身の体験を踏まえリアルなお話を聞かせてくれました。

このコラムが掲載される時には、既に2017年入試の火ぶたが切って落とされている頃。
今年も中学受験生たちのアツい冬が始まります。

サナ

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