生きた学びをつくりだす聖セシリア女子の様々な工夫

  • Vol. 1312 : 2016/10/23

聖セシリア女子中学校女子校

先日聖セシリア女子中学校の先生とお話しする機会があり、
久々にゆっくり学校内や授業を拝見させていただきました。
職員室エリアは生徒たちが行き来することを前提として通路も広めに取ってあり、
授業と授業の合間には実際に生徒たちが相談もしていました。
また学校内に生徒たちが美術の授業や部活動で制作したものが多くならんでおり、
見ていて温かい気持ちになりました。

心身を鍛え、日常の姿勢やマナーを身につけることなどを目的のひとつとして
校内バレエ教室スタジオを開講
し、
部活動としてだけではなくバレエ団の方からレッスンも受けることができるのは有名です。

バレエに関してだけではなく、中2ではイングリッシュエクスプレスという英語ミュージカルの授業
英語演劇スクール「マーベラス」の方が中心となり、
授業として生徒たちが楽しく取り組んでいます。
ただ演じるだけではありません。
生徒の発音で気になるところがあれば、
適宜止められチェックし再度頭から演技を行っていました。
グローバル人材育成として歌や演技を通して生の英語に触れることができるこうした取り組みが、
英検などで各級の取得率を上げることや
生徒の積極性またコミュニケーション能力を上げるのにつながっている
ように感じました。

週5日の完全一貫カリキュラムを土台に基礎学力の底上げを図りながら、
土曜講座も50講座以上あり、主要教科である国語、英語、数学、
地理・日本史・世界史などの社会系統、物理・化学・生物などの理科系統だけではなく
芸術系のものなど充実しています。

2017年度入試に関しては、
2月4日(土)午前中に算数または英語の1科目+「読解・表現」入試を新設
することになっています。
2020年以降の大学入試改革でも盛んに話題とされている
読み取る力・組み立てる力・伝える力を重視した入試となるようです。

日能研では現教室生の方のみとなりますが、
私学のナカミを知る会特別編として11月24日(木)に町田校にて
他の私学とともにパネルディスカッション形式で学校の先生にお話しいただく予定です。
ぜひ、マイニチノウケンからエントリーしてご参加いただき、
聖セシリア女子中学校に触れるきっかけにしてみませんか。

Y・U

ページTOPへ