文化祭からみる「つながり」~栄光・聖光~

  • Vol. 483 : 2011/04/29

今年も4月30日(土)・5月1日(日)聖光学院が文化祭、5月14日(土)・15日(日)栄光学園の文化祭があります。
せひ、お出かけください。

今回は昨年の文化祭に両校を訪れ、感じたことを書こうと思っています。

昨年、聖光学院、栄光学園の文化祭に行きました。
それぞれの文化祭で感じたことを私の主観で述べてみます。

両校とも展示や娯楽・公演などでさまざまな演出をしていますが、聖光学院は事前の演出の準備、栄光学園は説明の準備をきっちり、という印象でした。

いろいろな発表がありますが、聖光学院は鉄道研究会をはじめとして、1年の活動報告についての展示がかなり充実していました。校庭で行われた春夜祭(一日目の後夕祭)はプログラムが終わるとすぐに各自の持ち場へ散り、先輩は場内整理のアナウンス。後輩は机や椅子の整理、実行委員は校門でお客さまへお礼のあいさつ。というように手際よく撤収作業が行われていました。女子高生の入場者が多く浮かれた雰囲気の学校も最近ではよく見かけますが、聖光学院は見ていてじつに気持ちが良かったです。

栄光学園では展示の部屋で生徒が小学生に対応している姿をたくさん見ました。
生物部や物理部の学生は自分の研究したことを話すだけではなく、小学生が興味を持った内容について、「どこでみたの?」「やったことある?」「そうなんだ、すごいね」と会話のやり取りを楽しみながら対応していました。中庭ではダブルダッチやジャグリングなどで集まった観客を盛り上げるストリートパフォーマーたちも印象的でした。

聖光学院は先輩が後輩をしっかり指導しているたてのつながり、一方の栄光学園は先輩と後輩はフラットで同じ学年の仲間で盛り上がる横のつながりを感じました。

文化祭では生徒の様子を間近で見ることができ、ふだんからの生活指導や学習指導がどのように根付いているのか垣間見られるよい機会です。ぜひ今年両校に足を運んでみてください。

教室スタッフ/E.T

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