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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
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娘の成長

  • 年度:2017
  • 性別:女子
  • 執筆者:
日能研に入ったのは小4のコースが始まる2月からでした。
運動もせず、家で本ばかり読んでいたので、せめて塾に入って学校以外の場所で友人を作ってほしい、との気持ちと、何にも挑戦しない保守的な性格なので、テストの成績である種の競争(といっていいのか難しいですが)をする場に身を置いて、何かを必死でやってみてほしいという気持ちからでした。

親の意向で入らせましたが、それなりにおもしろかったらしく、休むことなく通っていました。
それでも消極的な性格はそのままで、クラスでは誰とも話をせず、じっと座っているだけの日々・・・。
成績だけは良いほうで、Gクラスの前の方をキープという状況が続きました。

6年の夏になり、今まで偏差値68をおおむねキープしていた状況が激変し、60~63をさまようようになりました。
本人のやる気(というのは元来見せるほうでなかったのですが)も消え、ごろごろ寝ている時間が増えました。
当然、親子の衝突が増え、何度も話をしましたが、らちがあきません。
本人といえば「次はがんばる」の「ちゃんとする」の言葉だけで次の日にはまた同じ事を繰り返す・・・。
「日能研辞めていいよ」「中学受験はやらなくていいから」と言うと、「やるの」「辞めないの」と言う。
もともと気持ちを表にするタイプではないのですが、本当に何を考えているか解らずお手上げでした。
成績の出来不出来でなく、挑戦するなら全力で、と思う親としては、「6年の冬でこの状況・・・」と困りました。
通っていた日能研のスタッフさん達や先生方も心配して面談などしてくれましたが、変化はなく、もうこうなったら、受験させて失敗させよう、と心を決めました。

本人の意向のまま、夏前の偏差値に合わせて決めた志望校を変更しませんでした。
勉強せず合格をもらえずに後悔するなら、その後悔を味わうことが本人の為になると決めましたが、1校あたり2万~2.5万円程の受験料を入金するたびに、腹立たしさとわずかな希望にすがりたい気持ちでした。
こうして1月になり最初の埼玉入試は不合格。得点開示があり、本人はやっと自分の立ち位置を実感した様子で、夏以降ほとんど見なかった自分の意思で取り込む、ということをやり出しました。

次に千葉入試の3連続があり、初めて合格をもらえた時の笑顔はよく覚えています。
そういえば、こんなふうに笑うのだった・・・とハッとしました。
私も本人もいつのまにか笑うことがなくなっていたな、と思うと、とんでもない状況下にいるのだな、と初めて実感しました。
その後はあきらめていた第一希望校も合格をいただき、私たちの受験は終わりました。

嵐のようでした。
とりつくろっていた見せかけや体面や、そういったものを根こそぎぐちゃぐちゃにしていきました。
泣きながら言い合いもして、時には怒鳴りました。
反抗や予想外の成長もありました。でも、どんな時も淡々と会場に入っていく子どもの背に、自分のすべきことをするしかないという覚悟のようなものが感じられるようになり、そのときから親の手から離れていく将来が見えたように思えました。

中学受験には賛否あると思いますが、うちの場合はやってよかったと思います。
スタッフ先生方には大変お世話になりました。
改めて御礼申し上げます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。

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