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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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志望校・併願校の選び方
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我が家の学校選び

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
正月明けから2月初めにかけての長女の中学受験が終わって約1か月経ち、家族全員の気持ちもだいぶ落ち着いてきた様子です。
あらためて現在、我が家としても初めての経験となった約2年間にわたる中学受験を振り返り、今回、筆を執らせていただきました。
特に学校選びに関して、中学に通うのは娘本人であることを念頭に置き、以下の点に注意しました。

(ア) 通学時間・乗り換え数・通学ラッシュを考える
毎日のことであり、女の子で小柄であるということも考えて、自宅から学校の教室に着くまで乗り換え無しで1時間以内、電車の座席に出来れば座れる位の混雑ということで、都心から私鉄下り方面の学校を考えました。

(イ) 学校説明会参加
受験する可能性のある学校の説明会には参加させていただきました。
その際、【校長先生をはじめとする各教員のお話から想像されるお人柄】、【在校生や教室の普段の状態を想像(下駄箱などを注意して見学)】、特に【図書室の環境・使いやすさ・蔵書コレクションの内容】を注意しながら見学させていただきました。
図書室を見れば、その学校の持つ本当の生徒に対する教育の力量がわかると思います。
例えば、暗い雰囲気の中にむやみに難しい専門書や百科事典が山のようにある図書室よりも、明るい雰囲気の広い閲覧室を持ち、たとえ蔵書量がむやみに多くなくとも中学高校生にとって読みやすく教育効果のある本が綺麗に並んでいる図書室を持つ学校の方が、私の考えでは生徒を大切に考えている学校であると思います。

(ウ) 文化祭見学
上記の学校説明会はやはりあくまで学校主催者(教員側)が行うものですから、生徒が学校生活を本当に楽しんでいるかどうかの所までは見えてきませんが、文化祭はその学校の生徒の持つ雰囲気が直接わかる絶好の機会だと思います。
【文化祭の企画や運営が生徒自身で行われているかどうか(教員はあくまで生徒の補助役かどうか)】、【生徒が本当に文化祭を楽しんでいる様子が伺えるか】、【保護者の関わり具合】などを注意しながら見学させていただきました。

(エ) 学校の立地
学校を訪問した際、その立地の雰囲気を家族一同でよく観察してきました。
落ち着いた環境にあるかどうか、高台にあるか否かなど、防災に強いかどうかも考慮に入れました。

(オ) 最後の決定は本人に
この点は我が家では、娘が中学校に入学してから行いたいことがはっきりしていました(入部希望のクラブ活動)のでそれを尊重しました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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