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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まであきらめない!

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
埼玉受験と千葉受験で「体調不良による失敗」と「その失敗を経て準備を整え合格」を経験して、多くのことを学んで本番に挑んだ初日。朝起きられず食事を抜いたことで問題発生。教室で飲食できた1月校の経験から、試験会場で朝食を取るつもりで送り出したが、試験終了後本人から出た言葉が「算数の試験開始からずっとお腹が鳴ってた」。

この中学は試験開始前、休憩時間でも飲食できないことになっていた。この失敗を経て、午後の学校では事前に職員に飲食の可否を確認した。結果は午後校は合格。しかし午前の中学は不合格。過去問では合格者平均を大きく超えていたので、安心していた中学でした。二日目、持病のアレルギーが悪化。朝から鼻を「ぐずぐず」させながら、試験に挑む。試験終了後「お疲れ!」と声をかけ、笑顔がある本人の顔を見てほっとして帰宅。持ち帰った問題用紙を見て不安がよぎったので本人に質問してみると、「やってしまった」と一言。

問題を早とちりして取るべき大問を落とした。その夜結果をみたら「不合格」。初日の学校より過去問で高得点が取れていて安心していたが。さすがに本人も落ち込み、暗いムードになってしまった。その時点で2月4日の出願を決める必要があったので、二日目に落ちた中学校の三次試験に決めた。どの学校にするか迷ったが、「真の文武両道を実現している学校」を選び出願。2月3日の第一志望校の問題をざっと見て注意点を確認した後、2月4日の準備のため2020年の一次試験を解き、ほぼ満点に近い点数がとれることを確認。第一志望の試験後、二次試験を解き、こちらも満点に近い点数。四日目、不安を抱えつつも、前日までの結果にいくらかの自信を回復させ受験。

試験後の本人の顔にはやりきった感と自信があふれていた。もちろん結果は「合格」で見事リベンジを果たした。後輩へのメッセージですが、「最後まであきらめないこと」「体調管理」が本当に大事であると身に染みたので、あらためてそれらの言葉を送りたいと思う。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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