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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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起死回生

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
入塾する前からの志望校、挑めるレベルまでたどり着けるか、たどり着きたいとしがみつく思いで頑張り続け約3年。教室からもGOサインが出て本番に挑む事になりました。母としては充分満足出来、多少不安要素はありましたが受け皿になってくれると想定した併願校と共に臨む事にしました。

本命校は三次までありましたが倍率等のデータで、一次二次で通らないと望みはないと思っていましたが、一次は緊張感に欠け、二次は実力不足で逃しました。三次は併願校の合格をお守りにと思っていたのですがまさかの不合格。併願対策の準備不足をこの時後悔しました。
最終日、全敗を避ける為出願をより安全校にする選択肢を教室から提示された時には心が揺らぎました。しかし、本命校以外対策をしていないので、この時の変更の方が危険でしたし、ここで妥協したら悔いが残ったでしょう。
しかし、ここで不安で押しつぶされそうな息子の背中を押したのは、普段何一つ協力しなかった父親でした。受験等に対して無知ともいえる彼の、「可能性がゼロでないならチャレンジしてみろ」という一言でした。覚悟を決めたら一次二次の失敗に向き合い、その対策に教室の先生の適格なご指導をあおぎ、ぎりぎりまで頑張りました。

翌朝、内臓をえぐられる様な思いで三次の会場へ向かいましたが、このままではまだ足りないと直前海へ連れて行き、気分転換にと好きな事を叫ばせました。彼が大きな声で叫んだのはなんと「絶対合格」。
普通に考えたら無理と思いますが翌朝合格一覧の中に番号を見つけた時には腰が抜けました。
諦めない心の凄さをまさに目の前で見せてくれた彼はこれから先様々な困難も乗り越えてくれるでしょう。
母子共に人生の中で本当に本当に貴重な経験となりました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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