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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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志望校・併願校の選び方
私・子どもを変えたきっかけ
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マイペースすぎる息子・我が家の中学受験

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
まだ公立と私立の違いもあまりわかっていなかった息子に、私立中学とはどういうところか話をしてみるところ、「受験してみたい!」との事だったので、小4の4月から日能研でお世話になる事になりました。
しかし、いざ入会してみると、テストのふり返り・授業のふり返りなどまったくせず、ただ通っているだけ・・・。息子の性格上マニュアル通りの接し方では一筋縄ではいかないとはわかっていたものの、あまりのやる気のない態度に「もう日能研辞めていいよ!」・・・そんな言葉が幾度となく繰り返され、親子での言い争いが絶えませんでした。

しかし、6年生になり大きく変わるきっかけとなったのが、日能研の先生の一言でした。息子のイメージに合う学校はどこですか? との質問に「逗子開成・鎌倉学園・・・男子校が良いと思います」とのお返事。「えっ ! ? 逗子開成 ! ? 鎌倉学園 ! ?」正直息子の偏差値からはまったく予想もしていなかっただけに、何かの間違いかと思い何度も聞き直してしまいました。息子に伝えると目を輝かせ、今まで雲の上のような存在だった学校が、いつしか第一志望校へと変わりました。
6年生になり、初めてクラスがあがり、以前に比べたらだいぶ家庭での学習量も増えましたが、それが逆にプレッシャーとなり、夏期講習が終わる頃にはすっかり自信をなくし、なかなか思い通りに学習が進みませんでした。9月からはまた元のクラスへ戻り、日々過去問・プリント類をこなし冬期講習をむかえました。
1月に入っても息子は相変わらずのマイペースで過ごし、1月受験校は不合格。そこで意識が少し変わる事を期待しましたが、結局変わる事なく2月の本番をむかえてしまいました。
安全校を組み入れてなかったので、厳しい結果も覚悟していましたが、結果は受験した学校すべて合格! 親からみたら最後まで全然受験生らしからぬ態度でしたが、逆にそのいつも通りのマイペースさが合格へとつながったのかなと思います。

中学受験を経験した事で、親の私達も「偏差値にとらわれない」「最後まであきらめない」「子どもを信じる事」などたくさんの事を学びました。日能研の先生方・スタッフの皆様・ピアサポーターの皆様、本当に今までありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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