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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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算数が苦手でも

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
入塾前から、中学受験の算数の重要性と難しさに関する様々な話を聞きました。
「中学入試は算数の出来によって決まる」とも。我が子にとっては厳しい戦いになる事を予想していました。
算数の進度が早すぎず、幅広いレベルに対応してもらえる塾という点から日能研を選びました。

3年生2月の入塾後、初回の算数の授業で、割り算の筆算から大苦戦。
全く先取り学習をしていなかった我が家は、出足でつまずきました。
そこから始まった算数との長い長い戦い。算数の自宅学習は、毎回親子バトル勃発状態でした。
それでも少しずつペースが整い、なんとか学習内容の基礎部分はつかめるようになってきました。

基礎の内容はしっかりとできている、でも応用になると解けない。理解できていない訳ではない、でも難しい問題に対応できない。
算数はこの状態が長く続きました。
そうはいっても、本当に頑張ったんです。算数の先生にも3年間、本当にお世話になりました。
本人もコツコツ努力しました。
それでも、算数の劇的な偏差値上昇は無理でした。
カリテでは応用クラスの平均をとれたら大喜び、6年生マスター選抜の前期日特算数の授業はちんぷんかんぷんなまま終わりました。
(トータル偏差値では、ぎりぎり選抜クラス対象者にすべりこめたのですが・・・)

国語はとても得意で、算数との公開模試の年間平均偏差値は10以上差がついていました。
社会も得意、理科は分野によってバラつきがありましたが、算数よりは安定していました。
ここで我が家の方針は決定です。
算数は足を引っ張らない程度に仕上げ、国語、社会で点をとり、理科を安定させて総合点で勝負する、と。

6年夏期講習は集合選抜の受講資格ははありましたが、あえて応用クラスで受講しました。
難問は解けなくてもよい、誰もがとれる問題をしっかりと落とさずにとることに重点をおいて、算数の基礎固めに集中。
理科も分野のバラつきを無くす。そして得意の国語、社会では難問での得点を少しでも多くする努力。
本当によく頑張ったと思います。

過去問演習の時期も「総合点勝負、帳尻合わせができれば良し。科目間バランスが悪くても、得意科目を活かして勝つ」という方針で乗り切りました。

結果として、無事第一志望校から合格をいただくことができました。
算数が苦手な子が、3年間算数に悩まされ続けながらも、なんとか合格をもぎとりました。
得意科目に頼りすぎな力技でも、なんとかなった、という例を示せれば良いな、と思い、今回こちらに投稿しました。

日能研の先生方は本当に魅力的な授業をしてくださる方々ばかりで、科目間バランスの悪い我が子が戦い抜けたのは、先生方のお蔭だと本当に感謝しています。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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