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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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親子の成長

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
もともと、「目標を持った素敵なお友達を作る!」という目的で4年生から入会した日能研。
本が大好きだった娘にとっては、勉強する事は特に苦ではなく、今まで習ったことがない面白い授業にワクワクしていました。それまで退屈そうに過ごしていた時間も、大事な学びの時間へと変わり、娘が生き生きと変わっていった事は、親として本当にうれしく思っていました。

順調に成績も上がっていき、面談では室長に女子学院中学校を視野に入れられるという言葉をいただきました。嬉しいのと反面、娘には生き生きと無理しない勉強をしてほしいという思いから、少し親としては複雑でした。

6年になり、娘は相変わらず、マイペースに勉強を頑張っていましたが、算数だけが偏差値60以下をキープしている状況で、4教科の足を引っ張っていることは理解していました。
でも今まで勉強しなさいと言った事もなく、あまり好きではないものを無理させたくないという思いから、そっとしておきました。
案の定、夏期講習の算数共通問題428問も気合いが入らず、分からないと好きな小説に逃げてしまうという状況で、親としても不安に感じておりました。
面談では室長より、算数の状況についてお叱りを受け(笑)、いよいよ厳しい状況になりました。

娘は、春まで通っていた日特も菊名校から夏は町田校に代わり、心の中では相当傷ついていたようです。
それでも前を向いて頑張っている娘に、なんとかしてあげたいという思いから、娘が算数共通問題428問やpart2をする時は、私も一緒に勉強を始めました。
私がなんとかして解こうと必死になっていると、これはねと言って瞬殺で解く方法を教えてくれました。
すごいねと褒めると、満面の笑みで勉強を進めました。

また算数の先生から、女子学院の問題を解くコツをアドバイスいただき、私たちにとっては天からお告げのように忠実にやるべき問題をこなしていきました。
すると11月には算数の偏差値も60以上キープするようになり、公開模試で72をとることが出来ました。
それでも算数は、安心できるものではなく、最後まで不安はついて回りました。

算数の先生は、
「娘さんは、どんなに問題が解けなくても、その問題の解き方が分かると、ニコニコします。そういう子は伸びます。」
と言ってくださいました。
その言葉にどれだけ勇気づけられたか分かりません。
そして勉強に向かう娘を横で見ていたら、この子はもしかしたら女子学院に届くのではないかと思い始めました。

そして受験の日、祈るような思いで娘のテストが終わるのを待っていました。
面接も早く終わり、安心して女子学院を出たところで、「算数の傾向が変わって、全然出来なかった。」と言って泣き始めました。
私はどうすることも出来ず、言葉もかけられなくなりました。
とりあえず日能研に行かせ、私は次の日の準備をすることにしました。日能研は、そこで娘を温かく迎えてくれたようで、優しい言葉と勇気をもらい、元気になって家に戻ってきました。

次の日、第二志望の吉祥女子中学校の受験。
私はここに来る事になるだろうと、また祈るような気持ちで娘の受験が終わるのを待っていました。
11時に主人からメールがあり、「合格した」と来たので、「嘘」と返事すると、そこには娘の番号の写メが届きました。

受験が終わり、合格を伝えると、満面の笑みを見せてくれました。

日能研の先生やスタッフの皆さん、どんなに大変な時も私たち親子を励ましてくださり、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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