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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
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先取りシミュレーション!入試期間中
日能研が心の支えになった

日能研での三年間

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
3年生の2月に入塾し、3年間の受験勉強を終えて、2週間が経ちました。
途中、本人が「終わる気がしない・・・・・・」と言う程、長い長い時間でした。12才の子どもにとっての3年間と言えば人生の4分の1です。親の年齢に換算すれば約10年、それほどの時間をかけて勉強と向き合って手にした合格は、それはそれは嬉しいものでした。

振り返れば、4、5年生は平和でした。宿題はすべてやり、育成テストの勉強も直前まで頑張り、学校行事以外はすべて出席。ただ、実力テストはいつも点数を取れずにいることが気になっていました。新6年生になった時、初めてのクラス落ち。1、2、3位の優ノートをもらうことが目標になりました。本人のモチベーションは下がる一方で、G.W明けは一週間塾を休むことに。お腹が痛くなり、何も手がつかず、学校も数日休みました。

体の不調に本人は「僕どうしてしまったんだろう・・・・・・」という感じでしたが、勉強が理由なのは明らかでした。6年生になって難易度が上がり、育成テストでも点数が取れなくなっていたのです。そこで、日能研の先生に面談をしていただき、対策を考えました。

思えばいつも一時間半は時間をとって下さり、じっくりとご相談できたので、とても心強かったです。結局、オプション講座を整理し、ユリウスで週1回国語を見ていただくことにしました。国語はすべての科目に通じるので、今一度見直すことに。この時期にどうか迷いましたが、長編の読書も平行して進めました。どうにか勉強に戻ることが出来、秋からは週2日でユリウスへ。過去問対策を3校に絞り、とにかく傾向を把握して合格点を取り、安心できるように、それが本人に伝わるようにしました。

日能研での過去問提出は、戻ってくると先生からの書きこみがびっしりで大変ありがたく、本人のやる気もアップしました。1月校の埼玉受験は、残念な結果となりましたが、受験当日の子どもの引きしまった表情、集中はすばらしいものがありました。

簡単ではない、と身を持って体感し、迎えた2月。2月1日午前校の発表が夕方あり、パソコンに表示された「おめでとう」の文字に、家族で抱き合って喜びました。2月2日午前校も合格。2月3日午前校は残念でしたが、あこがれだった学校にチャレンジできて、手応えまで感じて、本人は満足そうでした。

2月1日の合格のおかげで、2月2日、2月3日と挑戦を続けられました。早目の合格の大切さが身に染みました。2月1日午後に学校の門で握手をして激励してくださった先生が、2月2日の夜の電話報告で一緒になって合格を喜んでくださり、2月3日の早朝から学校でまた握手してくださって、本当に頭が下がりました。本人の頑張りもありますが、先生方の大変な激務のおかげで合格できました。感謝しかありません。本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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