中学受験を決めたきっかけは、ドラマ「下克上受験」と同じく、たまたま受けた無料の全国テストの結果にショックを受けたことだ。
当然、4Aクラスからのスタートだった。
1コマ70分授業にも慣れ、勉強のコツをつかみ、最初のクラスの見直しでMクラスに上がった。
四年の冬期・春期講習を体調不良のため受講しなかった時と学校の五年、六年の移動教室以外は、無遅刻、無欠席で頑張った。
成績のアップダウンの激しさには悩まされた。
六年になってから、算数の宿題に時間がかかり、他の教科まで手が回らなくなり、得意だった社会の成績まで下がり始めた。
そこで一旦立ち止まり、自分がどこの学校に行きたいのか、じっくり考えた。
結果、大学附属校で大好きな地理を勉強したい、地理学科のある法政に行きたいと思った。
そして、7月からA2クラスに移り、日特は受講せず、ユリウスで法政対策をすることにした。
成績は回復し安心したが、過去問のできが悪いのには焦った。
だが、日能研で積極的に質問し、ユリウスで丁寧に取り組んだことで、本番は自信をもって臨め、3戦3勝することができた。
自分の場合、初日に第一志望がきて不安があったが、実際には、だからこそ全力でぶつかれた。その日のうちに合格が分かったこともあり、2日目にはどっと疲れが出た。
最後に、テストのふり返りをしっかりして、積極的に質問して弱点を減らしてきたことが、合格につながったのだと思う。
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