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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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泣きながらでも解ききる!

  • 年度:2017
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
4年生の時から日能研F校に通い始めました。

私は最後まで期間講習にほとんど行かず、休みの間は図書館などで自習をしていました。
いつもは自分でやると決めたところを集中してやって、終わったら自由に過ごしてメリハリをつけるようにしていました。
朝は早く起きて勉強していたので入試前に朝型に変える必要がなく、静かな時間に集中してできるのでとてもラクでした。
(6年生の時点では5時に起きていました)

優柔不断な私は受験本番の1か月前まで第一志望校が決まりませんでした。
それに結局、第一志望に決めた学校は日特とは違う学校でした。

そしてついに当日。
私はいい意味でも悪い意味でも最後まで緊張せずに試験に臨むことができました。
(F校の先生には「神経が図太い」と言われていました)
行きの電車の中では母と普通のことを話しました。

2月1日午前、第一志望校
国語:文章が面白くて良かった。けっこうできたと思う。
算数:時間が余って見直しができた。自信あり。
理科:最後の2問の問題文が理解できなかった。ちょっとダメかも。
社会:基本的な問題がとれなかったと思う。最もダメ。
社会ができないのはいつものことなのであまり気にしませんでした。

2月1日午後、第四志望校(すべりどめ)
国語:2つ目の問題文がわかりにくかった。まあまあかな・・・。
算数:半分ぐらいの時間でできた。満点かも!
ここの合格発表は当日の10時にありましたが、私はあえて結果を見ず、両親だけが見ました。

2月2日、第二志望校
国語:見直しまでしっかりできた。たぶん大丈夫だと思う。
算数:途中でパニックになって泣きながらだけど最後まで解いた。ダメかもしれないけど達成感・・・。
理科:問題をしっかり読んでできた。普通。
社会:必死に取れそうな問題を探した。できなかった気がする。
この試験を受けている間に第一志望校の結果が発表されていました。

2日の帰り道に母から聞いた結果は・・・。合格!!!

第一志望、第四志望はどちらも合格していました。
母と相談して出願済みの第三志望を受けるのはやめました。
2日の夜に合格発表があった第二志望校も合格していました。

皆さんに特に伝えたいこと。
1.勉強時間を朝にすることで、集中して課題に取り組むことが出来ると思います。

2.前日の結果などが分かったら次の日からの試験に影響を与えると思う(合格なら自信過剰に、不合格なら不安に・・・と言うように)ので、できるだけ結果は見ないほうがよいと思います。

3.入試では学力の他に精神的な強さも試されると思います。
 私は「神経が図太い」とは言われていましたが、2日の試験ではパニックになってしまいました。
 そんな時は授業中の黒板、先生や仲間たちの顔や言葉を思い出してみて!
 きっとリラックスできると思います。
(壮行会のノートを読み返す、お菓子をつまむ、深呼吸をする、などの方法も効果アリです)

4.絶対に家族、先生、仲間たちへの感謝を忘れないこと。

5.つらい時こそ笑顔でいること。

皆さんに春が来ることを祈っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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