2/6。学校から帰ってきた私に母から告げられた言葉は、予想外の「合格だったよ!」という言葉でした。私は2/1の今まで全身全霊をかけて対策してきた本命校に落ち、午後の併願校は受かったものの、2/2が予想外の不合格で、2/3の受かっている自信のあった学校がダメで、精神的にも肉体的にも限界でした。
そんな中、2/3の不合格を掲示板で見たショックで泣きながら電車の中で2/5の学校を受けることを決めました。母の頑張りのおかげで、入金手続きと願書提出に間に合ったものの、過去問も一回もやったことがなく、不合格だった2/2と2/3の学校よりも偏差値が高いため、あきらめたい自分もいました。
そんな私が、2/5の学校の予想外の合格をつかむことができたのには、大きく分けて2つの理由があると思います。
一つは「積み重ね」です。私はとにかく算数が苦手で、M2クラスなのにも関わらず、6年の日能研全国公開模試で偏差値40台をとってしまったことがあるほどでした。だから間違えた問題を何度も繰り返し、苦手分野の徹底に努めました。
また、6年の夏期講習の共通問題は、トータル3回全問解き、基礎を固めました。そして、メモリーチェックは、社会は4周、理科は3周し、国語の文章の要旨を毎日やるなど、苦手分野に偏らず、どの教科も手を抜かず、コツコツと取り組んでいました。このような「積み重ね」が自分の力になっていたのだと思います。
そして、もう一つは「あきらめない心」です。2/3の不合格でどん底の中、2/5の学校を受けることを決めた時、あきらめるという道もあったのに、私は逃げませんでした。そして、当日もあきらめたくない一心で、3年間の自分の努力に誇りを持ちながら受けられたことが、合格という結果に結びついたのだと思います。
この精神的にも一段と強くなることができた中学受験を体験できたことに、本当に感謝しています。最後に、日能研の先生、スタッフの方、三年間本当にありがとうございました。
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