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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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試験は水物

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
3年生の2月からお世話になり、麻布中学校、渋谷教育学園渋谷中学校、栄東東大クラス特待生、開智中学校先端クラス、高輪中学校算数午後に合格致しました。
父親の母校であり熱望校であった慶應義塾中等部と、開智日本橋学園特待生は不合格でした。

長男は出生前仮死から蘇生して産まれました。産科、小児科のお医者さんそして助産師さんに助けて頂き今日があります。産まれた際、平均より2~3年成長が遅れると言われ、小児循環器科で年3回の精密検査と年一回の脳波測定、MRI、心電図検査を続けています。

他のお子さんより明らかに幼い長男は、小学校での行事に極力参加し、学校の友達から取り残されないことを何より大切にしています。任意参加の行事であっても、ほぼすべて参加。そのため日能研の授業は遅刻ばかり、土日のテストも振り替え受験が多くご迷惑をお掛け致しました。

週4回の小学校金管鼓隊の朝練習は、受験前日の1月31日にも当然参加し、演奏と下級生の指導をしていました。さっぱり受験生らしくない幼稚な6年生でしたが、本人が望む、小学校を何より優先するスタンスを尊重したことが、受験プレッシャーをさほど感じないまま本番を迎えられた要因だったのかも知れません。

体力もない長男が思ってもみなかった男子校へ進学する事となり、優秀なお子さん達についていけるのか甚だ不安ではありますが、試験は水物。こちらの学校で、沢山の出会いを得て成長するよう、神が導いたのだと思います。

決して臆すことなく、又合格は運が良かったからと謙虚さを失わずに進んで行って欲しいと思います。

若干12歳の受験生。本番では練習で見せなかったような力を発揮する可能性は十分にあります。従いまして、併願校をしっかり受験しつつ、チャレンジ校にもどんどん挑ませてあげて欲しいと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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