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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まであきらめなかった国語力

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
うちの息子は、いわゆる理系男子で、入塾当初から国語が本当に苦手でした。
特に想像力が必要な物語文の読解が全然できません。
文章のテーマが、「淡い初恋の気持ち」などになってしまいますと、朴念仁の息子にはまるで分からない世界のようでした。

そこで、保護者会の時に、国語の担当の先生に、うちの息子の読解力、想像力を上げるにはどうしたらよいかを質問致しました。
先生は、うちの息子の読書への興味のなさも考慮してくださり、「大人も楽しめる上質な漫画を読むことから始めてみては?」とアドバイスをしてくださいました。

そこから、勉強の空き時間に息抜きを兼ねて、息子は大人も楽しめるような漫画を少しずつ読み出しました。
私も一緒になって読み、感想を言い合うなど、親子の時間も持てました。

すると少しずつですが、今まで歯が立たなかった物語文の記述が書けるようになってきました。
発想力の部分が伸びてきたように感じます。

また模試の結果が悪かった時などは、親子で文章をもう一度読み、答えにつながる根拠の洗い出し、要旨のまとめなどをじっくりやりました。

6年の後期にはじわじわ国語の偏差値が上がってきました。前期に比べ、後期は平均偏差が2もあがりました。

そして、2月1日の第一志望校に臨みましたが、なんと国語の物語文で日能研の模試で出題された文章がそのまま出たのです。
さらにそれは、息子の出来が悪く、親子でじっくり文章を読み直した箇所でもありました。
会場から息子は「国語もできた。日能研の模試で出たところが出題された。」と言って嬉しそうに帰ってきました。
息子の努力と日能研様の分析力が、運もはこんできてくれたのだと感じました。
結果も見事合格。無事に第一志望校から合格をいただくことができました。

私は今まで、国語はいわゆる「センス」が大切で、積み重ねても仕方がないと思っていた部分がありましたが、それはある意味怠惰な逃げの考えだったのかもしれないと今では感じています。
何事もあきらめずに、様々な方向から努力を積み重ねていけば、道は開けるものだと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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