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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
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息子の中学受験を終えて

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子が日能研に通い始めたのは、ちょうど小4授業が開講するタイミングでした。
「中学受験を考えている子たち塾に入るのは、みんな同じ時期。大丈夫。
塾に入っていれば成績は伸びていくのだろう」と期待していました。

ところが入塾して1年、テスト結果はいっこうに上がる気配もなく、「何故だろう?おかしいぞ」と疑問を持ち始めました。
そして、小5の個人面談で、「どうして息子の成績は伸びないのか?」と若干塾への不信を持って質問したところ、クラス担任の先生に、
「あー、息子さんは理解が浅いんです!他のみんなが何故だろうと悩んで考えているところを、本質を理解せずに自分は分かった!で終わりにしているんです。だから、少し時間が経つと、あっという間に分からなくなるんです!」
と、バッサリ指摘されました。
衝撃的でした。1年間悩んでいたのに、即答でした。
その時から、声かけだけで息子に任せていた勉強に、母の私も中身まで見るようにしました。
ここから、息子と母との二人三脚の中学受験の戦いが始まったのだと思います。

息子の勉強に深く関わるほど、基礎的な計算力のなさ、注意力不足、集中力のなさ、分かっていないのに丸付けで終わりにしている、さらにあっていないのに◯にしているなど、想像以上にまずい状態であることに気づきました。
勉強に関わるほど、親子喧嘩も増え、苛立つ息子に腹を立てて、気が滅入ることもありました。
でも、息子はどんなに成績が悪くても「次、頑張る!」と、あきらめない心の強さを見せてくれました。
雨の日も風の日も、炎天下の運動会があった日も、元気よく日能研へ走って行く見事な体力も見せてくれました。
直前期、息子が発する言葉は、散々やりあった私や、教室の先生方への感謝の言葉で溢れていました。
厳しく説教し、応援してくださった心強いクラス担任の先生への感謝の言葉でした。

受験を終えて、喜びも悔しさもすべて含めて、中学受験をやってよかったと息子は言っています。
それが何よりです。本当に手のかかる、世話の焼ける愛するべき我が子です。
お世話になりました。
3年間ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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