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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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千変万化だった中学受験

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
中学受験を始めると言い始めたのは、3年生でした。
親に反対されながらも3年生の後期から日能研に入りました。
4年生になるとTMクラスになり、6年生の最後までなんとか維持することができました。
4年生の頃までは成績がよかったのですが、5年生になって少しずつ成績が下がり続け、5年生の最後が一番成績が悪かった時でした。しかし、6年生になって気合が入ったのか、成績が上がり始め、また6年生の後期になって下がり始めました。一時期、第一志望校を変えるという話にもなりましたが、結局そのままでいきました。僕は、12月に1回と1月に4回入試があったのですが、2回しか受かっていなくて、残りの3回は落ちていました。
このままでは第一志望校に受からないと思った僕は、必死に勉強をしました。しかし、一つだけ絶対に守ったのは「特別なことがない限り学校へは行く」ということでした。塾で同じクラスの子は、だいたい休んでいたけれど、僕は休みませんでした。なぜなら、本番当日、あまり緊張しないようにするためです。僕は毎回入試に行くごとに雪が降ったり、前の人が吐いたり、病気にかかったりと、何かしらトラブルが起きていました。でも、気持ちをすぐにいつもと同じようにしました。いざ、当日となっても僕は何故か緊張せず、試験会場について着席しても緊張しないので、これは逆にやばいと思い、廊下に出て少し自分の気持ちを奮い立たせました。

今までの勉強量や家族からのプレッシャーを自分に言い聞かせました。国・算・社・理、それぞれの休み時間の間に外に出て気持ちをリフレッシュし、次の科目に気持ちを切り替えました。全科目終わった時、自分なりに精一杯を出せた気がして気が抜けました。
しかし、2/3の入試もあるので、1日かけて少しずつ気持ちを緊張モードに切り替えました。1日校の結果発表は3日の試験後だったので、2/3は結果を知らずに気になりながら受けなければなりませんでした。
2日校は、その日のうちに合格が出て、久しぶりに合格を取れたので、気持ちを癒してくれました。
3日校は、これ以上ないほど精一杯を出し切れました。その後、直接1日校の合格発表を見に行ったら、受験番号が書いてありました。
最初は家族全員が信じられなかったけれど、少しずつ受け入れられるようになりました。その時は、本当に嬉しかったです。やはり自分みたいな成績が不調な人も好調な人を逆転するということがあり得るということを実感しました。
その後3日校も合格し、2月校は全勝したことになりました。今思うと1月はすごく辛かったです。
支えてくれた先生方、本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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