娘は自分のペースで学習を進めていくタイプで、成績についてもほぼ一定で安定していたように思います。
娘の志望校への秘めたる思いは固く、フェリスか豊島岡に進学したいという気持ちで自分を律していたのかもしれないと思います。
私がフルタイムで働いているのもあり、娘もこんな調子なので受験期を迎えても、お互いプレッシャーをかけあうこともなく、過ごしていけると思っていました。
しかし、1月の受験日を迎えると、私だけがピリピリし、舞い上がってしまい、行きの電車を間違え、娘と別れて待っている間は不安で涙が止まりませんでした。逆に娘に励まされる始末。
その後も、受験のたびに電車の乗り間違いや忘れ物をして、私だけが浮き足立った状態でした。
それに反して、娘は落ち着いて合格を重ね、フェリスにも合格できました。
喜びも束の間。
その夜、豊島岡が不合格でした。
家族の前では、明日もがんばると言って、部屋に行きましたが、部屋で一人で娘が泣いているのに気付きました。
受験が怖いと言い、豊島岡に行けないと自信を失っていました。
私も自分の気持ちを話し、励ましましたが、娘が一番信頼している日能研にすぐに連絡させました。
電話でたくさん弱さを出して、受け止めてもらい、次の日、娘と笑顔で手をつないで豊島岡に向かいました。
戻ってきた娘は笑顔で、その通りその日無事合格し、進学することになりました。
あの夜、私達親子は支えていただいていることを、実感できたからこその結果だと思います。
本当に日能研にはお世話になり、感謝しています。
ありがとうございました。
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