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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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終わり良ければよろしく良し!!家族の絆が強くなった3年間!!

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
ごく普通の学歴夫婦から生まれた子が、中学受験に挑みました。
本人の希望で、親にプレゼンまでして小3で自ら入塾テストに挑み、日能研の入塾テストに見事合格!!
本当にやり遂げるか半信半疑の母。多分無理でしょうと思う母。

案の定、授業スピード&宿題の量に大苦戦の日々
親子喧嘩の日々
親子で早くも崩壊寸前
仕事、家事、勉強のチェック、娘&旦那さんのフォロー。
中学受験って。。。何のために?これでいいの?考える日々。。。

何度も辞めていいよ!いいんだよ!公立でいいじゃない!と言っても
私は私立に行くの!!!受験するんだから!!!この一点張り。何が何でも辞めない。
悪態ばかり、文句ばかりの娘の態度に怒った旦那さま。
辞めさせる。すぐに塾へ連絡しなさいと怒る旦那さまに、土下座までして塾に通わせてくださいと懇願する娘。

凄いな。この根性。
6年にもなるとコマ数は増え、行きたくない感情が勝るように。
でも一人ソファーで泣いて、涙目の状態でも休まず塾へ行く。
何度も辞めよう。もういいよと言いそうになる母
でもこの子は一度も弱音を吐かなかった。
時に弱音を愚痴っても必ず行く!行かないと合格出来ないから。行く!!そう言い放つ娘
絶対に合格するんだって言い切る娘!
涙目なのに、頑張る合格する。だから諦めない。

それなのに先に弱音を吐いたの母でした。
6年生の後半、この頃になると私に出来る事も限られてきました。
だから環境を整えるてあげる事、受け身になってあげる事。
勉強のストレスの発散としてサンドバッグになろう!!!
これしか出来なかった。これしかしてあげれなかった。
この大海原。中学受験の大海原。11歳の子供が乗るには心もとない筏船。
大波が止まらない。
漕いでも漕いでもなかなか進まない。
ゴメンね普通の学歴で。そう思う日々。

娘はそれでも一所懸命励んでいた。
ひたすら前に進もうとしていた。
本番当日。
本当に良く頑張ったね。
本当に心から誇りに思います。
第一志望校合格おめでとう。

最後に。
旦那さまへ。
この約3年間、大変多くの時間、親子喧嘩を見て、ものすごく嫌な気分にさせてばかりでしたね。
中学受験てなんだ!喧嘩するなら辞めろーと思った事ですよね。
お疲れで帰ってきたのに、勉強の事で喧嘩してる私と娘。
帰宅したのに、喧嘩が激しすぎて、玄関から先には進めず、キーを持って車でお出かけになられた時もありましたね。
その際は本当にごめんなさい。お心遣いに感謝です。

思春期の娘の態度。悪態のひどい時もリラックスさせようと色々してくれてありがとう。
旦那さまがいい意味で無関心いや、無関心のふりしていてくれた事で、私の息抜きの場が出来ました。
無関心とは言え、いつも応援ありがとう。
娘にも届いていますよ。でもきっとお礼はないと思いますが悪しからず。12歳の女子は何かと面倒ですね。
無関心サポートがあったことでたくさん救われてました。改めてありがとう旦那さま。
学歴も遺伝子も普通の夫婦の娘が、本人の第一志望校に合格できました。
今、やっとスタートラインに立ったのです。これがゴールではありません。
これからも、勉強は続きます。
嫌になる時もあると思います。その時にはこの中学受験の経験が、最大の糧になると思います。
娘よ!これからもあなたの人生をあなたらしく進みなさい!
私は母として、これからもサンドバッグでいますよ!!!たまにはサンドバッグのメンテもしてくださいね
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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