兄弟で6年近く日能研にお世話になりました。
この春から高1になる兄は第一志望に合格、進学。
弟はその学校に第一志望ではありませんでしたが、進学することになります。
第一志望に合格した喜びは、はじけるようなものだったのに、同じ学校でもまるで家中お葬式のような状態です。
子どもは精一杯やった結果なので、この子を責める気持ちがあるはずもなく。
ただただそばにいてもっとしてあげることがあったのではと母としての自分を責め続け、食事もままなりません。
眠ることもできず、こんなに悔しく辛いことがあるのだとため息でした。
全滅という最悪の事態ではないことも、受験が全ての人生を決めるものではないことも、わかっていてもどうしようもなくて。
なかなか切り替えは難しいですが、難関校を目指して健気に全力で戦った息子に恥じない母となろうと思います。
子どもは私より先に乗り越えているでしょう。
「手を放して下さい」とF先生に言われ、かなり突き放してしまったことを、不合格の後、悔やんでいましたが、
あそこで手を放さなかったら、私は今頃正気を失っていたことでしょう。
この子も、ここまで算数が伸びることなく終ったかもしれません。
理科に関しては、これ以上望む必要ないだろうと思われるほど伸ばすことができました。
I先生ありがとうございました。息子は理科が大好きになりました。
国語と社会は、S先生、F先生の厚いご指導のおかげで鍛えられましたことを感謝申し上げます。
今のあの子には最高の仕上りでした。
Bさんには細々お話をていねいに聞いていただき、誠実な対応をありがとうございました。
Oさん。女性らしいご配慮をありがとうございました。
結果として悔しい不合格だらけの受験でしたが、納得のいくおさえの学校であり、6年の始めまで親子ともに神大しか考えていなかったので、心からこの学校でよかったのだと思える日々にしていくので大丈夫です。
第一志望合格という目標はなくなりましたが、毎日前進続け、こつこつと勉強を重ねていく努力を息子なら身につけたことと思います。
それは彼の財産です。
入試で合格を取れなかった原因は、実力といえば実力ですし、それ以上に精神面が追いつかなかったことだと思います。
カリテ前日、模試前日、息子は必ず体調を崩していました。
後半は頭痛薬を与えて、「いつものことだよ」とやり過ごしてきました。
神大での6年間で精神面を養っていけると思います。
最後までご心配と応援をありがとうございました。
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