コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
学校説明会・文化祭を活用しよう
日能研の学習・受験相談
入試直前、今できる事
先取りシミュレーション!入試期間中
日能研が心の支えになった

最後まで伸びて、つかんだ女子学院合格

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
4年生での入塾当初は、親としては「近場にある公立中高一貫校に入学できれば十分」くらいに思っていました。しかし娘は、日能研での勉強が楽しかったようで、又先生からも御三家ラインを狙えるとの言葉を頂き、文化祭等で気にっていた女子学院中学校(JG)を第一志望に決めました。5年生の冬のことでした。

娘の一番の悩みは「ケアレスミスの多さ」でした。
算数が得意で、先生から「スピード違反」と言われるほど解くスピードが速く難問も好きなのに、問題文中の条件などを読み飛ばしたりするといった、抜け漏れがなかなか直りませんでした。

その後あれこれ試してみたものの、6年秋から始めた過去問でもその傾向は変らず、果たして入試本番までに直るのだろうかと、思い悩んでいました。

そうした中、冬期講習中に「お前はミスがあっても、それを跳ねのけるだけの得点力がある ! 」「そのスピードは絶対JG合格の役に立つ!」と、先生から声掛けを頂、娘はそのことをとても嬉しそうに話してくれました。

娘自身がミス防止を十分意識しているのも分かっていたし、それが逆にプレッシャーになっていた部分もあったのでしょう。先生の声掛けにより、良い意味で開き直ることが出来たようです。

併願校選択のために、5年生の秋に文化祭へ行ったものの、一年後の6年生秋には記憶も曖昧な状態・・・。テストや日特が入り、結局6年生で文化祭に行ったのは本命の女子学院のみでした。しかし娘は「私はJGにしか行くつもりは無いから大丈夫!」と言い切りました。

第二志望校は、女子学院よりも国語の長文記述がメインとなる学校。12月末、ある年度で過去問の出来が良くなかったため、国語の先生に相談したところ、答え方のアドバイスと「君なら大丈夫」と、直接先生から娘にメッセージを頂きました。娘はそれにより自信とコツを掴んだようで、すぐに点が取れるようになりました。

12月初の面談時点では「傾向が異なる学校ですが大丈夫」という先生の言葉に実感が持てなかったのですが、その後ようやくそのことを理解でき、本命校オンリーな娘にも「そのままで良いよ!」と私も言い切れるようになりました。

正月時期を過ぎ、いよいよ埼玉入試へ。
埼玉受験当日、学校へ向かう途中で、電車が止まってしまうハプニングがあり、何とか間に合うことができたものの、到着予定時刻より40分遅れで学校に着きました。しかしその間、娘は少しも動じた様子はありませんでした。淡々と電車内でメモチェに目を通しているその姿には、頼もしさすら感じられました。1月受験の結果は3校合格でした。

女子学院は4科とも100点満点の均等配点であることから、直前期は毎日バランスよく4科目を勉強することを心掛けていました。ただ、入試前日の夜だけは、やはり好きな算数中心で過ごしました。

一人で黙々とバツ直しに取り組む娘。以前バツだった問題が次々とマルになり、間違えたとしても冷静に解答を確認して次へ。あれだけ困らされていたケアレスミスや読み飛ばしも、明らかに減っていました。

2月1日、女子学院入試日。会場から出てきた娘の第一声は「面接が面白かったよ!」。
試験のほうも、手応えがあった印象。
2月2日、併願校の入試を終え、「JGの結果は家で見たい」という娘の意向通り、webでの合格発表時刻は過ぎていたものの、帰宅してから娘へスマホを渡しました。

別室でサイトを確認した娘は「合格だよ~!!」と再び部屋へ飛び込んできました。
このときは、家族全員で抱き合って喜びました。

後日、娘が自宅で作った再現答案をもとに、気になっていた算数だけ解答速報と照らし合わせてみたところ、ほぼ9割とれていたのでビックリ。最後の最後まで伸びたんだなぁ・・と実感した瞬間でした。

最終的に、5校受験して全て合格という、嬉しい結果となりました。
こうした結果も上記のとおり、日能研の先生方の支えがあってこそ得られたものだと思います。

あたたかい日能研の雰囲気は娘には本当に合っていました。その中でも上位を目指す仕組みがあって良い刺激になっていました。
来年以降の受験生の皆さん、ぜひ日能研とお子さんを信じて頑張って下さい!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 次のドラマ

PageTop