コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
日能研の学習・受験相談
家族の支え・フォロー

主体的に学ぶ力の開発

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
無事に第一志望校に合格することができた今、私たちの中学受験を振り返ってみたいと思います。

一言でいえば、本人が「主体的に学ぶ力」を開発していく道のりでした。
最初は、ただ塾の友達と一緒に過ごすことが楽しかっただけで教室に通っていたように思いますが、先生方のご指導のおかげで、徐々に学ぶことの楽しさを知るようになりました。
そこから、合格という具体的な目標に向けて「主体的に学ぶ力」につなげていくには随分と時間がかかりましたが、なんとか直前の過去問演習を通じて、合格水準に達したように感じます。
過去問演習を通じて、自らの意思で出題者と対話し、自らの考えを伝えていくことを楽しめるようになっていったからです。

この過程で学んだことは、これからも大事にして欲しいと思っています。
これまでは何事も親が先回りして手助けしてきましたが、これからは何事も自分で経験し、失敗や挫折から学び、更に道を切り拓いて行って欲しい。

本人の一番の弱点は、自分で計画を立てて、それをこなしていく力が弱かったことでした。
この力は、これから自分で道を切り拓いて行く時に、どうしても必要になる力です。今後は恐らく、この点で苦労するだろうなと思います。
でも、入学許可者説明会で、中学の先生方の話をお聞きして安心しました。
先生達は、とても暖かい眼で生徒達を見守っています。困ったことや迷うことがあれば、遠慮せず、ドンドン相談するといい。その中で、自分の弱点も克服していけばいい。

これからの成長を楽しみにしています。
親はもう、手を放して本人に任せ、そっと見守っていくだけです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 次のドラマ

PageTop