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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まで諦めない強い気持ち!

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2歳上の長男の中学受験が終わったと思ったら、翌週から次男が新5年生。
またお弁当作り、送迎の日々で、長男の合格を手放しで喜べる余裕がなかった2年前。
しかも、長男は第一志望校に届かず、第二志望校のご縁をいただいた学校が次男の第一志望校。
最初は複雑な気持ちで進学した長男でしたが、良い友達にも恵まれ、長男にとても合っている学校で毎日楽しく通学しているのを間近で見ていて、次男は増々憧れを抱き熱望するようになりました。

次男は日能研の通っている校舎でずっと最上位クラスに在籍していましたが、国語が大の苦手。
公開模試ではいつも国語が足を引っ張り、クラスでも席は真ん中から後半を行ったり来たり。
藁にもすがる思いで5年生夏頃からはユリウスで国語のみ指導をお願いしました。

一進一退を繰り返しながら少しずつ点を取れるようになっては来ましたが、6年生後期には苦手な国語のせいで、得意の科目も問題文の読み間違いや読み落とし、読解不足などが増え、成績は落ちる一方。
志望校に何度か届いていた偏差値が12月の最後2回の公開模試では、過去最低の偏差値。
志望校のR4偏差値から5~7も落ちてしまいました。
おまけに第一志望校の過去問も得意の算数で苦戦。
息子は「もう受験はしない。」と落ち込み、私も第一志望校はおろか、どこにも合格できないのではないか・・・と、2人で涙を流しました。

しかし、今まで4年間頑張って来た息子。
ここで諦めるわけにはいきません。
日能研&ユリウスの先生方にもフォローをお願いし、残りの1ヶ月強を悔いのない日々にしようと息子と話し、次に一緒に泣く時は2月の合格発表の時の嬉し泣きにしようと決めました。

まずは2月の本番まで、年末年始も毎朝6時起床、6時半には勉強開始、22時就寝の朝方の生活を続けました。
苦手な国語は日能研の教科の先生にアドバイスをいただき、テキストに記載されている物語を毎日読んで長文に慣れ、語句と漢字は完璧にしました。
ユリウスでは第一志望校の過去問を15年分解き、なかなか点数が取れない算数と理科の指導をお願いしました。
自宅では第二、第三志望校の過去問。
そして息子の苦手な単元の問題を銀本の中から探し出し、付箋とマーカーでピックアップ。
国語以外の3教科は志望校と偏差値の近い学校の問題のみ解き、国語は銀本に掲載されている全ての学校の語句を解きました。

公開模試は12月に終了してしまったので、頑張りの成果をみることはできませんでしたが、ファイナル256のテストでは明らかに手応えを感じ、見事1月受験の2校合格。

そしてやるべきことは全てやりきったという自信を持って2月1日からの本番。
どんな結果が出ても、「よく頑張ったね!」と笑顔で頑張りを称えてあげようと送り出しました。

ふたを開けてみたら、第一志望校に見事合格。
第二、第三志望校も一次の筆記試験は合格をいただきましたが、既に第一志望校の合格をいただいた後だったので、二次の面接はその学校を一番に志望しているお子さんへ合格をお譲りすべく辞退をさせていただきました。

息子本人の志望校への強い気持ちと努力が一番の勝因ですが、最後まで諦めず信じて指導・応援をして下さった日能研の先生方、ユリウスの先生方のおかげです。
後で知ったのですが、遠く離れて暮らす祖父母も受験中に毎日神社に合格祈願へ行ってくれていたそう。
長男の同級生母達も、次男の合格を強く祈ってくれていました。
4月からは第一志望校である長男と同じ学校に通います。
応援して下さった全ての人へ感謝を忘れず、実りある中学・高校生活を送ってほしいと思っています。

長男の通塾開始から数えて6年間お世話になった日能研。
次男の受験が終わり、今後足を運ぶ事もないと思うとちょっぴり寂しい気持ち。
我が家の中学受験は終了しましたが、これからもNバッグを背負ったお子さんを見かけたら、心の中でエールを送り続けたいと思います。
6年間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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