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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
先取りシミュレーション!入試期間中
繰り上がり・補欠合格

怒濤の1週間

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
2月1日は、熱望していたA女子校の受験でした。
6年生の平均偏差値ではR4にわずかに届かないまでも、12月の日能研全国公開模試では2回とも大幅にR4を越えており、また、冬休み明けの過去問の点数もとれていました。
過信はしないまでも、もしかしたらこれは大丈夫ではないか、と、家族の誰もが何となく思っていました。

とはいえ、過去最高という志望者数の増加に何だか嫌な予感を覚えつつ、迎えた2月1日。
受験後の本人は、明るい顔で出て来て、
「いつも通りだった、これで落ちるはずがないよ!」
と元気いっぱいでした。
当日夜。ドキドキしてネット発表を見ると・・・娘の番号がない!
最初は信じられず、何度もクリックをしました。
娘は号泣し、午後受験のB大学付属校の発表も見ずに寝てしまいました。B大学付属校は合格していたので、2回目、3回目のA女子校を受け続けることを決めました。

2回目3回目の受験は、R4偏差値も上がり、合格人数も減るので、厳しい戦いになることはわかっていましたが、やはりすべて不合格。
A女子校は、今年は倍率が例年よりかなり高くなっていた上に、合格最低点も昨年より上がっていたことがわかりました。

ひとしきり娘は泣いたあとで、B大学付属校に行くことを決めました。
切り替えは早く
「家から自転車で通えるし、制服可愛いし、B校も意外といいじゃん!」
と明るく笑ってくれました。

B校の手続き書類をもらってきた2月7日。
仕事中の私の携帯電話が鳴りました。「非通知」。
なんと、まさかのA女子校からの追加合格の連絡でした。
「入学しても十分にやっていけると判断しましたので、心配しないできてください」
と言われて安心しました。
その場で入学の意思を伝え、職場を抜け出して、入学金を学校まで持参しました。

すぐに日能研に追加合格の報告をすると、皆さんとてもとても喜んでくれて、本当に嬉しくなりました。


受験には思ってもみないまさかがありました。不合格が続き、つらい苦しい思いもしました。大泣きする娘の姿など見たい親などいません。
でも、すべての受験が終わった直後に、娘は「受験楽しかったね」と言っていました。
追加合格を娘へ知らせた時の「やったーやったー」と言う声も忘れられないでしょう。
泣いたり笑ったり、怒濤の1週間でした。

最後まで見守り、励まして下さった日能研の皆さんには感謝しかありません。ふり返りも、算数の補強も最後までサポートしていただいたからこその合格だったと思います。
本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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