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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まで諦めずに。

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
長かったようで、あっという間に終わった中学受験。
娘の受験はずーっとマイペースに低空飛行をしながらも、第一希望への熱い気持ちを持ち続け、見事第一希望合格を掴んで終了しました。
しかも、2月1日に合格をいただく事が出来、偏差値を超えての大金星!!

娘が第一希望のカリタス女子中学校を目指したのは4年生で文化祭や体験授業に訪問してからでした。
綺麗な校舎、可愛い制服、優しいお姉さんや先生。充実した理科実験。そして、なによりもフランス語が学べるという事が最大のポイントだったようです。
ずっとクラッシックバレエを習っていた娘は、フランスにバレエ留学をすることが夢で、こちらの学校なら、自分の夢の実現に向けて頑張れると考え、彼女なりに筋の通った第一希望校の選択でした。

しかし、成績はというと・・・常に下位クラス、席も後ろ。
4年生の算数では8点を叩き出した事もあり、受験なんか出来るのか・・・というスタート。あの手、この手でサポートしましたが4科目全てをやりきる事が出来ず、まずは算数から!
幸い、4年次に担当して頂いた算数の先生との相性が良く、算数が大好きになりました。
テキストの問題の難易度別を細かく提示して頂き、簡単なものから順に繰り返し繰り返し取り組むように毎日基礎を徹底したところ、8点だった算数は評価7がつく事もあるまでに成長しました。

5年生の時は、理科社会に力を入れました。
この時点では、バレエも週3回のレッスンを続けていたため、隙間時間に学習ができるようにノートに重要ポイントを書き写したり、分かりやすくまとめたものを親が作り学習しました。
1年間続け、理科社会もなんとか平均点付近に到達。
分かる事が多くなると、授業が楽しくなった様で、その後はお気に入りの先生に自ら質問に行ったり出来るようになりました。

そして、6年生は国語。
本人の苦手意識も強く、漢字以外は全く点が取れないレベルからのスタート。
読めない、書けない・・・。
親からすると、なぜ?と思うことが多く、焦りから感情的になる事もあったため、国語はユリウスを頼りました。
ユリウスで出会った先生が相性バツグン!メキメキと力を伸ばしました。
日能研の国語の先生との相性も良く、毎回のテスト直しは丁寧に添削して頂き、書くことの楽しさを知る事ができました。

コツコツと努力を重ね、娘なりに自信や学ぶ楽しさは蓄積されていましたが、偏差値としては30台後半から40台にようやく乗っかるかといったところ。どの教科も40台後半や50台に乗っかる事がたまにありましたが、単発で持続しないまま受験を迎えました。

1月校 盛岡白百合学園中学校 不合格。
焦りました。
本人もこの不合格でスイッチが入り、6年生でも週1回はレッスンしていたバレエをようやくお休みして、一日12時間の勉強をスタート。
不安要素をたくさん抱えながらも、本人のやる気は安定していましたし、全く弱気になる事もなかったため、厳しい戦いになる事を覚悟した上で、初日から第一希望にチャレンジ。
結果、R4偏差値を10程度超えての夢のような合格を手にする事が出来ました。

娘は、日能研でいろいろな先生、お友達と出会い、人に支えられて成長することができました。
上のクラスのお友達を羨んだりすることも、卑屈になることもなく、常にライバルは自分であり続けた娘は、本当に素敵でした。
自分の物差しで決めた第一希望校への揺るがない熱い気持ちを持ち続けて頑張った娘。
そんな娘を信じきることができたことも、合格を掴むことが出来た要因になったと思います。

諦めずに、信じること。
娘のように低空飛行しているお嬢様がいらしたら、娘はこの言葉をエールとして送りたいと話しています。
最後まで諦めず、第一希望合格を皆さまの手が掴み取ることをお祈りしております。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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