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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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3年間の努力の結晶

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は3年生の2月から日能研に入った。
当時、計算も遅く、字を書くのも早くはなかったので、入ってからは苦労した。
家庭学習のリズムもうまく作れず、とうとう5年の始めにRクラスからW2クラスに落ちてしまった。
「上のクラスでがんばるぞ」というプライドがあった私は、落ちたと聞いて悔しくて泣いたことを覚えている。

泣いてメンタルボロボロで、もう辞めてしまおうかとも思ったが、何とか続けた。
すると、公開模試の成績が少しずつ上がっていった。
成績が上がったことでモチベーションも上がり、ほとんどのテストでクラストップ10に入った。

このままいけるんじゃないか・・・という期待をしつつ、6年生になった。
やっぱり甘かった。

最初につまづいたのは、夏期講習。
計画通りに勉強ができない。自分に甘くしてしまい、遅れをとって過去問を解き始めた。
けどうまくいかない。
夏期講習の分の遅れがここで響いた。
公開模試の成績も下がり、気がつけば偏差値50以下。
これはヤバイ!さすがの私にも火が点いた。

入試まであと100日から、あと1日はあっという間だった。
思い返せば、「あれ、◯◯君辞めたね。」「あ、◯◯ちゃんがいない。」なんてことがたくさんあった。
けれど、自分はあきらめなくて良かったと何回も思った。

私は2月3日が本命だった。
前日はなかなか眠れず、朝も緊張したけれど、今までの全てをぶつけることができ、結果も合格だった。
中学受験は人生に一度しかない。経験しない人だっている。
私は今、受験をして良かったと思う。
きっとこの経験は今後の人生を歩んでいく中で心の糧となる場面がたくさんあるから。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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