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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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息子と共に歩んだ3年間

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
4年生のときに初めて行った文化祭で、ウォーターボーイズの演技に感動し、息子はすっかりその学校のとりこになりました。難関校でしたが合格を目指して勉強し、5年生6年生と少しずつ成績を上げていきました。あちこちの学校の説明会や文化祭に一緒に行くうちに、志望する学校のイメージが固まってきました。

水泳好きな息子はまず男子校、そしてできれば屋内プールがあることにこだわっていました。私自身は息子の希望を知りながらも、自分の経験から勉強以外にボランティア活動など、視野を広げてくれるような多くの経験ができる学校、さらに外で遊ぶのが好きな息子がのびのび体を動かせるような学校がいいのではないかと考えていました。

6年生のときに私だけが入試説明会に参加し、先生方や生徒さんの温かいお話に感銘を受け、このキリスト教の男子校が母の第一志望校となりました。プールが無いことがネックでしたが・・・。
3年間の勉強の中には、クラスアップして嬉しかったことや復習や、宿題をいい加減にやっている息子の態度に落ち込んだことなど、様々なことがありました。

近くで勉強する姿を見てきて、コツコツ取りくんでいるものの、決して負けず嫌いでもなく、同じミスをくり返し、次のテストの点数アップにつなげられていない様子をもどかしく思ったこともありました。ただ、この黙々と取り組む姿勢は本番の試験ではプラスに働いたようで、息子の第一志望校が残念な結果になっても過度に落胆することなく、次のテストに向かうことができたようです。


結局、4日に受けた母の第一志望校に合格し、進学することになりました。合格を知った時、息子から「ありがとう」と言われましたが、高い目標を持って頑張り続けた息子に、私も「ありがとう」と言いたいです。

親子2代で日能研にお世話になり、本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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