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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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息子の怒涛の追い上げと頑張りが実を結び、花開く。

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
4年生の頃、文化祭で訪れた近所の「人気大学附属校」に憧れ、目標に頑張ってきたものの、有名大学附属校の人気は凄まじく、残念ながら6年生夏期に於いて、とても我が息子の手に届きそうにありませんでした。

そこで6年夏に急遽志望校を変更、息子の実力相応校である進学校を検討し始めました。
しかし6年生は土日も授業、テストが入ってくるため、なかなか息子は学校見学に行くことが難しく、私が毎週各学校説明会に参加していました。
そんな中、毎月の日能研の公開模試で、訪れたことのある近隣の学校での保護者向け学校説明会はたいへん参考になりました。

夏の間、説明会に参加するうちに「大学附属志望」に縛られていたころには全く見えていなかった、各進学校の良さがたくさん見えてきました。
進学校だからこそ、近所の人気大学附属の大学以外にも、もっと難関の大学へ数多く進学実績があり、何より大学附属でないからこそ「子どもの実力が6年間の教育でさらに磨かれていくこと」に魅力を感じました。
また、我が家の教育方針は「先ずは英語の取得、国際教育」。それらを基に自らの手で未来を切り拓く力を身に付けることでした。

そんな方針にピッタリな進学校が幾つか見つかり、6年生後半は、集中して過去問対策に取り組んだ。
・・・と言いたいところですが実際は、第一~第三志望を絞ることがなかなか難しく、日能研の先生方に何度もご相談させて頂きながら、ようやく受験直前に、第一、第二志望が絞り込めたのでした。

そのため、本格的に志望校の過去問に取り組めたのは、12月も過ぎ、まさに受験直前の1か月間!
合格最低点に届かないことも多く、焦りと不安の中、子どもは泣きながら、必死に過去問に取り組みました。

受験直前の怒涛の追い上げと努力の甲斐あって、無事息子は2月1日の午前午後とも「国際教育・大学進学実績」を備えた伝統ある人気進学校に、合格をいただけました。

家族中が安堵した後、私は息子の中学入試用のテキスト、ノート、プリント類の片付けを行いました。
普段、日中フルタイムで働く私は、その時初めて「息子の努力の証」を目の当たりにしました。
分厚い膨大な数のテキスト類は勿論、赤鉛筆でびっしりと書き込まれたノート、プリント類、数々の過去問の山・・・。
日中自宅にいない私は、帰宅後(今思えば、頑張った後の疲れから)ぼ~っとテレビを見てばかりいる息子に「勉強はしたか」と口うるさく叱ってばかりいたのでした。
実際はこんなに頑張っていたのか、と息子の努力の証を見て、申し訳ない思いと、息子の頑張りへの溢れる称賛の思いに、ほろほろと涙がこぼれました。

中学入試が終わり、これからの6年間、今こそが、まさに新たなスタートです。
親として、子の頑張りをずっと応援し、成長を楽しみに見守り続けたいと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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