コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
先取りシミュレーション!入試期間中
私・子どもを変えたきっかけ
友だち・仲間

受験生の皆さんへ

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は、第一志望に合格できましたが、それは友達のある「一言」があったからだと思います。

「100日前子ども会」の時から2月1日までの日数を意識する様になりました。
それはいいことなのかもしれませんが、私はそれを変にとってしまい、
「やばい。あと何日だ。間に合わないよ、どうしよう」
などと思っていました。

月日は過ぎ、入試まで60日前くらいの日特の帰りに友達に不安を漏らすと、その友達は
「確かにあと60日だけどみんなあと60日だからねー」
と言ってくれました。
それで私は「何か」に気づきました。
そのときは目の前がパッと明るくなっただけだったのですが、今なら何か分かります。
それはみんな条件は同じで、みんな不安をかかえているという事です。当たり前かもしれませんが、結構見失いがちなのです。

しかし私にはどうしても完璧にして臨みたいという気持ちがあってぎりぎりまで基礎と苦手分野をやりました。というか詰め込みすぎました。
そのときはかなり苦痛な部分もあったけれど今となっては不可能な領域を目指すということは案外役立つかもしれないと思いました。(でもそのせいで壮行会で言われた「もう技は身についている」という言葉が信じられませんでした。)

そして迎えた入試本番。2/1は第一志望のフェリス。
国語は語句に記述が入っていて少し驚きましたが、特に大きなミスはありませんでした。
問題は次の算数。過去問では空欄なしの得点はいつも7割以上だったのに、しくじりました。
空欄あり。
誰にも言えないくらいひどくて、それだけにとても悔しかったです。
「落ちたかも・・・」という絶望的な状態でした。しかしそこでめげずに気持ちを切り替えて、社会と理科に取り組みました。とくにミスもなくできました。
切り替えは、とても大事なんだなーと、その時感じました。

そんな感じで、第一志望に合格する事ができました。
2/2は豊島岡を受けましたが、むしろそっちのほうがよかったぐらいで合格をいただきました。(私はフェリスは大好きでしたが、フェリスの問題は苦手でした。先生にまで言われたくらいです。)

いろいろと書きましたが、受験生の皆さんは、
1、不安などはみんな持っているということ
2、この学校に入りたい想いを強く持ち、粘り強く諦めず問題と向き合うこと
3、しっかり切り替えること ・・・
他にもいろいろありますが、特にそれを意識して頑張ってください。
努力は一生の宝になります。
また、友達はいいライバルであり時には自分を助けてくれる存在です。なので新しく作れとは言いませんが、今いる友達、あるいは仲間をたいせつにしてください。

私の言葉が何かのご参考になれば光栄です。
私からは以上です。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 次のドラマ

PageTop