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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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後悔のない学校選び

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
野球が好きで、夏の高校野球を観ることが楽しみだった息子は、いつのころか硬式野球の強い学校に行って甲子園に行けるように頑張りたいと言い始めたことが受験への道の第一歩でした。
新5年の2月から入塾し、6年の夏までは野球優先で勉強をしていました。

6年の前半はさまざまな試合が重なり、土日は練習と試合で日特がほとんど休みがちになることを先生に相談させていただいたところ、「後期日特でがんばりましょう!」と心強いお言葉をいただき、気持ちを切り替えて午前は野球・午後は授業という形で臨みました。

夏が終わり9月の残り少ないリーグ戦は休部したい気持ちでおりましたが、人数が少ないチーム事情もあり監督と相談した結果、「試合のみ参加」ということに。本人にしてみれば試合にだけの参加はチームメイトに迷惑をかけてしまうと不安の様子でしたが、同じチームメイトのサポートと主将という責任も後押しして、本人なりに頑張ったようです。何とか試合が終わった10月から本当に本当の本腰を入れるようになりました。

気持ちを受験モードに切り替えて、塾優先の毎日が始まってからは、今までの勉強時間を取り戻すかのように、時間があるときは毎日机に向かってメモリーチェックとテキストでの照らし合わせをやっていたようです。
国語の成績がなかなか伸びず苦戦していたので、ユリウスの先生にも力をお借りすることにしました。

第一志望校には程遠い息子の偏差値でしたが、12月最後の公開模試の結果、最後の最後で届いたR4偏差値。
この結果を希望に、後悔がないように2月1日は午前午後と第一志望校を受けることにしました。

2月1日の午前の試験が終わると息子は変にテンションが上がっていました。いつもよりおしゃべりで、午後受験に向けて急に気合が入ったり、まったくやる気がなくなったり。いつもと違う感じは悪い予感がしました。午後受験では、友達に会ったことで気持ちが落ち着いたのか集中できたと言って家路につきました。午前の結果は悪い予感的中で、残念ながら落ちてしまいました。午後の結果が出るのは2日の夜。気持ちが落ち込みながらの2日目の朝を迎えました。

2月2日は午前午後と受験校が離れていたので、おにぎりとお茶を持って行きました。この日に2校とも落ちてしまったら3日の作戦を立てようと気を引き締めて臨んだ試験。本人曰く、手ごたえがあったと言っていたものの、変な自信に不安な母。

2日の夜に1日午後の結果と、2日の2校の結果が出ることになっていたので本人が「できた!」と思えた学校から結果を見たところ、2日はどちらの学校からも合格をいただきました。
安堵した息子は、そのままの勢いで1日午後のチャレンジ校の結果も見たところ「受験番号あったー!」。頑張ってよかった。後悔しない学校選びをしてよかった。

これからの学校生活、いろいろ大変なこともあると思いますが最後まであきらめずに、後悔の無いように過ごしてもらいたいと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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