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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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自学-学ぶ楽しさへ-

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
私達は5年生の春に札幌から引っ越してきました。札幌では豊かな自然の中、ピアノに打ち込んでいました。
中学受験は考えたことがありませんでしたが、横浜の小学校生活を送りながら娘の「中学受験させてほしい」という一言で、受験生活が始まりました。

ピアノではコンクールに挑戦していたこともあり、毎日コツコツ積み重ねなければ身につかないことを・・・、そして最後まであきらめないことを経験しました。
さあ中学受験、この上に何を学ぶことができるのか、娘を見守って行くことになりました。
日々の生活においてはコツコツがんばっていたので、何も口を出すことはありませんでしたが、がんばっているのに成績が伸びないことに悩みました。

具体的に何をどうがんばればいいのか、迷路に入り込み、6年生の後半はリビングを合宿所のようにしてみたり、家族でワンチーム!明るくがんばろうと、色々やってみました・・・。
その間も相変わらず娘はマイペースでコツコツがんばっていました。

年が明けてすぐに面接がありました。たまたま校長先生から本人にはげましの言葉をいただくことができ、その日の帰り道「この学校行きたい!!」と更に強く心に刻み、言葉にしてきました。

そこからでした。急に娘が変わってきたのは!「自学」とはこういうことなのかと・・・。勉強したい!っていう気持ちがこちらにも強く伝わってきました。これまでは「こなす勉強」だったことを改めて感じ、今はもう見守るだけ・・・、娘の力を信じきることにしました。そしておかげさまで第一志望校合格を頂くことが出来ました。

これまで娘は、「塾を休みたい」と言ったことは一度もありませんでした。むしろ仲間との勉強、授業が楽しい!!といつも明るく通っていました。
塾での学びは楽しい!という経験。そして学ぶことは楽しいという「土台」をコツコツ積み重ねて行った日常があったから今があります。
入試が終わった今でも毎日、計算・漢字は続けています・・・。
学ぶことは生涯続きます。「学ぶ楽しさ」を教えて頂けたことは、娘の人生の宝だと思い、心から感謝でいっぱいです。入試を通して娘は本当に成長しました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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