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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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克己心

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
克己心とは、自分の邪念などにうちかつ心のことを意味する。

後から振り返れば、受験は自分との戦いであったと思う。
要するに、自分自身の弱さに勝つことが合格の最大の決め手となる。負けないハチマキにお世話になったスタッフの1人が「克己心」と書いてくれた。
第一志望を受ける前、それをながめると、ただ一言の「克己心」という言葉が頭にすんなり入ってきた。
第一志望校では試験前や試験の間に在校生が学校の楽しい所などを話してくれた。
その時、今思えば克己心という言葉が役に立ったのだろう。
その話を聞いていると段々合格が近づいてくるように感じたが、受かった訳ではない、その勝手な想像をコントロールすることができた。

午後の入試に行く前、私は日能研に寄った。
午後は、一応「安全校」に当たる位置の所だった。過去問でも点は取れていたし、私自身、絶対受かると思っていたところもあった。
第一志望の振り返りをしている時、スタッフに「気を抜いちゃダメだよ」と言われ、「克己心」を書いてくれた。スタッフには「大丈夫。◯◯ちゃんは受かります!」と書かれたサクラ形の付せんをもらった。
そこで一気に気が引きしまった。
あまり意識はしていなかったが、どこかで「ここの学校は受かるだろう」と思っていたところもあったかもしれない。
しかしここでも、たった3文字の「克己心!」が私を支えてくれた。

私の受験は常に克己心と共にあった。
結果は、第一志望合格ではなかったが、自分に勝つことはできたと思う。
克己心を忘れない受験をさせてくれたスタッフや先生の方々には感謝している。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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