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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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1年間の頑張り

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
5年生の1月に何となく日能研全国公開模試を受けた後、急に中学受験をする!
と言い出したのが始まりでした。
それまで塾も行ったことないし、今からスタートしても難しいことを説得しましたが、
本人は全く聞く耳をもちませんでした。

親は塾探しに走りましたが、塾からの対応は冷ややかでした。
資料を集め、本人と相談しようとしましたが、本人の中では日能研へ通うことが決まっていたようでした。
日能研も初めに話をした時今からでは・・・というような対応でした。
親としては、本人のやる気をつぶしてはいけないと思い自分の意思で始めるのなら
チャレンジさせてみる決意をしました。

2月からスタートし、問題は全然解けず、塾から帰ってから復習の日々でした。
夜遅くまで前の授業の復習・テストの復習でG.W前までは必死に頑張りました。
5月末に授業のクラスが一つ上がり、本人のモチベーションも上がっていました。
その後、勉強のペースは落ちましたが、最初の頑張りで疲れが出たのかと思い、見守っていました。
しかし、入試一週間前まではペースが上がる様子は見られませんでした。

受験へのスタートが遅かったので、受験校に関しては初めから条件を決めていました。
成績は初めのうちだけ低いスタートよりは上がりましたが、中頃から頭打ちとなりました。
平均の成績レベルに値する学校が少なく、初めの条件にあてはまる学校は全てチャレンジ校となりました。
成績をみても、光が見えない厳しい状態でした。
しかし、本人の意思は固く受験へ臨む態度は変わりませんでした。

親も子も初めての受験。連日受験の日程を繰みました。
初日から2校受験し、その後、日能研へ行きクタクタになりました。
2日目の受験の帰り、初日の結果を確認し不合格で号泣しました。
一気に頑張ってきたやる気の糸がプチンッと切れてしまったように見えました。
3日目・4日目落ち込んだまま受験へ臨みました。
全て不合格のため受験も連日続きました。
6日目の晩に、「受験を終わりにしようか?」と聞きましたが、
「最後まで受ける」とのことだったので7日目も元気ないまま受験へ向かいました。
最後の受験で、ようやく合格がとれました。(芝柏)
最後まで諦めず頑張り続ければ良い結果が得られるということを現実にできました。
たった1年間で本人の頑張りと塾のスタッフの皆様のおかげで素敵なドラマができました。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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